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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『浮遊霊ブラジル』


津村紀久子さんを読むのは久しぶりだったのです。
ずっと前に読書会の課題本で読んだ『ミュージック・ブレス・ユー!! 』が、上手いけど違和感がある、という印象で、その後は芥川賞の『ポトスライムの舟 』を読んだきり、なんとなく遠ざかっていたのですが、昨年話題になってた短編集を久々に手にしてみたら

すっごく良かった!

穏やかながら、こんなにじわじわ、じ~んとしたお話を書くひとだったとは。
見誤ってました。ゴメンナサイ。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

ベスト出ました!『ポーランドのボクサー』。
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エドゥアルド・・ハルフォン 著 白水社Exlibris

昨年出版された本ですが、わたし的今年上半期のベスト!

昨年大絶賛を集めた『すべての見えない光』と一緒に
「日本翻訳大賞」を受賞した、
グアテマラ出身ユダヤ系作家の短編集です。

3つの原書に収載された12編を、日本での出版のために、
作者自身が順番を決めたオリジナルリミックス版。
確かに、時間も場所も登場人物も複雑に絡み合っていて、
コルタサルの『石蹴り遊び』(読んでないけど)みたいに
順番を変えて読み直してもおもしろそう。

作者と同じ名前、同じ境遇の「私」が語る
オートフィクションという手法が取られています。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』(角川書店、2017年)


第二次世界大戦では、枢軸国側として日本と同じように連合国からボコボコにされたドイツ。その戦時下のドイツで暮らすゆるい不良たちの青春を、翻訳ものかと思わせる文体で描く。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

池澤夏樹『キトラ・ボックス』(角川書店、2017年)


映画の惹句風に言うならば、「『アトミック・ボックス』の三人が挑む、日本古代史の謎と、現代中国の謀略!」みたいになるのだろうか。しかし残念ながら、ポリティカル・フィクションとしても冒険小説としても出色のできだった前作『アトミック・ボックス』に比べてしまうと、「軽さ」を感じてしまうのはぼくだけではないだろう。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

■ダイナー (ポプラ文庫)


美味そうで面白い(^_^)菊千代が好き。あとがきの著者が志す「(読者を)殺しにかかる」心意気は感じた。殺し屋のための会員制定食屋(ハンバーガー屋)が舞台。ヘマをして、運良く使い捨てウェイトレスとして買われた主人公オオバカナコの、客に気に入られなくて殺されるか、客に気に入られて殺されるか、の物語。狭い舞台と沢山の登場人物を上手に捌いて、食べたことのない贅沢な料理が美味そうに思えて、面白かった。ラストがカッコ良く、私は物語の外でのハッピーエンドを思い浮かべました(^。^)なかなかな犬小説。著者の本は初めて。
読了日:06月29日 著者:平山 夢明

☆ken_sakuraの2017年6月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2519ページ

その他の本は↓

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