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Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
泥はいいなあ『百年泥』。
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石井遊佳 著 新潮社


昨年、『おらおらで…』と一緒に芥川賞を受賞した作品。
めちゃくちゃおもしろかったです!

日本語教師としてインドのチェンナイで生活するようになった「わたし」。
インド生活3ヶ月目に、百年に一度の大洪水に遭遇します。
3日間降り続いた雨が上がり、やっと地面が見えた時、
わたしは泥をかぶった橋を渡って、会社に行こうとします。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

おばちゃん冥利、『私の名前はルーシー・バートン』。
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エリザベス・ストラウト 著 小川 高義 訳 早川書房


この作者の本を読むのは3冊目です。
『オリーブ・キタリッジの生活』『バージェス家の出来事』と、
今まで読んだ2作とも、大きな事件が起きるわけではない
普通の中年の男や女の、淡々とした日常と、
そこ小さな波紋を起こす、ちょっとした出来事が語られる小説でした。

そして、ルーシー・バートンもまた、
イリノイ州の田舎出身で、ドイツ移民の男性と結婚し、
ニューヨークで二人の娘を育て、小説を書き、
今は60代に差し掛かったおばちゃんが主人公という
ロマンスやアドベンチャーとは縁がなさそうな設定です。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

芥川賞作品『おらおらでひとりいぐも』。
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若竹 千佐子 著 河出書房新社


年齢が近いんです、この作者。
63歳でいきなり文藝賞や芥川賞を受賞して
今やちょっと話題の人。

女一人の「老い」を描いたと言われれば、
読みたくなるでしょ、同年代。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

心が震えた『屋根裏の仏さま』。
hotoke.jpg
ジュリー・オオツカ 著 岩本正恵 小竹由美子 訳
新潮クレスト


「20世紀初頭、写真だけを頼りに、アメリカに嫁いでいった日本の女たち。
一人ひとりの囁きが圧倒的な声となってたちあがる美しい中編小説」
と裏表紙に説明があります。

その通りの内容です。
何人も何人もの「写真花嫁」が登場します。
本文はすべて一人称複数で語られます。
わたしたちは写真で見た男性を好きになれるかしら、愛せるかしら、
波止場で見た時に写真の人だとわかるかしら、という期待を不安に揺れながら
ほとんどが初めての船で長い旅をしてアメリカに渡ります。





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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

アラフォーの美しい恋愛小説『マチネの終わりに』。
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平野啓一郎 著 毎日新聞出版


初めて読んだ平野啓一郎さん。
京大在学中に芥川賞を受賞して話題になった時に
ちょこっと読もうとしてみましたが、
私には歯が立たない感じで諦めていた作家です。

最近、Twitterでけっこう政治的な発言が目立つ平野さん。
ツイートを読むとちゃんと私でも歯が立つので、
昔より、親しみは感じていて、しかも、大人の恋来小説と聞いて
図書館に予約を入れ、かなり待たされてやっと手に入れました。


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