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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『傷だらけのカミーユ』


うおー、年末年始ずっと本を読めずにいたので、久々のUPです。
他にも伊坂さんの『サブマリン』などなど数点読んだんだけど、書く時間がつくれず。

でもって、ルメートルさんの3部作の最後のご本から取り上げることにしました。
 
 
期待たがわず、大変素晴らしいミステリでした。
身長145cmの辣腕警部カミーユが登場するこのシリーズ、これまでの流れは

①『悲しみのイレーヌ』  最愛の妻が残虐な連続殺人鬼の手にかかって殺される
②『その女アレックス』  悲しみから抜け出せずにいたカミーユが新たな殺人鬼の事件を前に復活。
③『傷だらけのカミーユ』 新たな女性に出会い、私生活も充実し始めてたカミーユが足元をすくわれそうになる事件の勃発。

という感じですが、日本では②→①→③の順に発行され、時系列的に入れ替わりがあります。

で、〆となる今作は、タイトルどおりカミーユが傷だらけになる事件で、ホントにどうしてこんな芸のない邦題をつけるんでしょうね。。
原題は『 Sacrifices(犠牲)』らしいんですけど。
という不満はぽちっとあるものの、相変わらず情け容赦ないルメートルさんの冷徹な描写により、しょっぱなから息を呑むハラドキ展開なのでありました。

ネタばれになるので事件の筋立ては書けないのですが、ヘビースモーカーだった母親のおかげで低身長に生まれたカミーユが、彼ならではのアイロニーとペーソスを漂わせながらも穏やかな日々を過ごしていると、決まって事件は起こります。
しかし、それはカミーユがカミーユであるがゆえ、必然的にふりかかる悲劇なのであります。

しばらく読書を離れていたアタマには、なかなか読み解きが手ごわいところもありましたが、セレブな部下のルイをはじめ周囲の人々もとても魅力的に描かれて満足な読後感が得られました。
しかしこういう結末なら、やはり続編はもうないのかとちょっと残念にも思います。

まぁでも、読者に迎合しない作家だもんね。
次なる新作を期待していようと思います。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント
イヤミス?
さっきブラピの「セブン」ラスト10分を偶然BSで見た。
正義が全然勝たない話ってこのへんからか?映画館で上映後隣のカップルが「あー気持ちが悪い」みたいな事を言ったのを覚えてる。
この三部作は数少ないミステリ愛好友ダチの「今年16年のおすすめ」
発売順に読んで「傷~」にたどり着いたときはサッパリ前作の記憶が消えていたので妻の無残な死に二度目のショック。確かに面白かったんですよ。映画化は難しい?
気分転換にキャロル・オコンネルのマロリーシリーズを読んでスカッとしました。
[2017/02/16 23:35] URL | もと #Zf5SlywA [ 編集 ]

Re: イヤミス?
映画化はスプラッターものになると思われるので、観る人を選ぶでしょうね。。
それより何より145cmのカミーユを演じられる俳優がいるのかってとこが一番高いハードル?
[2017/02/17 16:45] URL | ままりん #- [ 編集 ]


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