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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
佐野眞一『唐牛伝』(小学館、2016年)


60年安保時のブント(共産主義者同盟)中央執行委員長にして全学連委員長。全国の学生・労働者を束ねて闘争運動の先頭に立った北海道大学生、唐牛健太郎の伝記。安保闘争中の「光」と、その後の「影」の人生を描ききる。


僕は60年安保闘争の詳細やセクトの主義主張の違いなどはあとから勉強して、わかったふりをしているだけの世代。それは10年後の70年安保闘争についても同じこと。だから、名前だけは知っていた「伝説上」の人物の生涯を知ることができたことは良かったと思う。一瞬で燃えつきた唐牛の前半生に比べて、敗残兵として生きたその後の人生の何とドラマチックなことか!

当時の闘争が、左翼運動が宿命的にもつ「暗さ」から一線を画していたのは、唐牛の人間性によるところ大――と言い切る、同志たちのその後も興味深い(特にいまだ存命で主義主張を変えたところで積極的に活動中の西部邁)。

ただ佐野の文章はきわめて読みにくい。その理由は、いわゆる「新聞形式」の数字表記。序数を付した漢数字表記(十三とか、二百五十四など)ではない、二桁までは算用数字を全角横並びにし、それ以上は算用数字を一つづつ全角で立てに並べていく、新聞や雑誌などが最近使っている表記法のため。あれは情報提供用の表記であって、文章として読ませるには不適当である。佐野がそう書いたのか知らないが、編集者はチェックしなければいけない(校閲ガールはこういうときに活躍するんだぞ!)。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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