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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
無限遠 (小学館文庫)


面白かった。痩せ我慢なハードボイルド(^_^)社会の矛盾や歪みを描いたミステリー。そんな物語の中で、主人公の探偵辰巳翔一とかつて辰巳の過失によって疵を負った少年日浦浩嗣の苦しくも突っ張った感じを楽しく読んだ。地味な作品だけど、そこが良いと思わせてくれたd(^_^o)1990年代前半の小説。今と少し違う世の中の問題や空気が程良く込められていて楽しめた。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝。
読了日:8月20日 著者:香納諒一

☆ken_sakuraの2016年8月の読書メーター → コチラ
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4796ページ

その他の本は↓


■その女アレックス (文春文庫)
これは面白い。そして、苦手な翻訳ものなのに読み易い(^o^)/サスペンス系がダメでなければ、かなり広い範囲で好評が得られそうという印象。色々な受賞が頷ける。アレックスとカミーユ・ヴェルーヴェン警部の視点が交互に切り替わる形式に、村上春樹の「1Q84」を思い出し、物語の見え方が変わる感じは、吉田修一の「パレード」を思い浮かべた。ラスト、カミーユは真実に辿り着いていると思った。絵の贈り主は一発で分かりました(エッヘン(^_^))
読了日:8月10日 著者:ピエールルメートル

■若い人 上 (新潮文庫 草 3-1)
戦前の北海道の私立の女学校(高校?)が舞台。主人公の男性教師間崎慎一郎が小悪魔な女生徒とキリリとした美人女教師の間をふらふらと羨ましい物語。下巻へ♪( ´▽`)
読了日:8月12日 著者:石坂洋次郎

■若い人 (下) (新潮文庫)
北海道のミッションスクール(高校?)教師間崎慎一郎を主人公に早熟な生徒江波恵子、真面目で美人な同僚教師橋本スミ子の三角関係小説♪( ´▽`)主に早熟な美少女江波恵子の物語なので、間崎先生と橋本先生は振り回されます。間崎先生がカッコ悪くて気の毒だった。しょうがねえよ、男なんだから、と慰めたいような気持ちで読んだ(^◇^;)最後が原田康子の「挽歌」よりはキツくなくて助かった。おもしろ本棚の先生に薦めて頂いた本。感謝。
読了日:8月14日 著者:石坂洋次郎

■夜の海に瞑れ (角川文庫)
愉しかった♪( ´▽`)若さを感じる小説なのに、骨っぽさが際立つ冒険小説。上手な小説を読みたいのではない、と思わせてくれるゴツゴツとした感じの佳品。物語の筋より、骨のある登場人物の造型に読まされた。下関から癌に冒された老ヤクザを故郷の淡路島まで運ぶ。病人専門ハイヤー業を営む何者でもなかった頃からの友人から、そのボディガードの依頼を受けた探偵碇田の物語。デビュー作とのこと。おもしろ本棚の先生に薦めて頂いた本。感謝。
読了日:8月16日 著者:香納諒一

■赤い椿の花 (1961年) (角川文庫)
これぞ恋愛小説という感じの恋愛小説o(^▽^)o徐々に高まる恋とか愛にドキドキワクワク。1959-1960年、高知県の足摺岬近辺のイメージ。バスの車掌の加江子と運転手の三崎の恋愛小説。同僚も使う馴染みの食堂で二人が向かい合って、三崎は鍋焼きうどんを加江子は汁粉を食べるシーンが最高潮(≧∇≦)もうすぐ険しい山道にトンネルが開通しますという舞台設定が悲しい終わりを予感させました。後書きで、当時(1950年代?)の地方の悪い交通事情を記したい意図で書かれた小説とのこと。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝
読了日:8月18日 著者:田宮虎彦

■吉原御免状 (新潮文庫)
面白い(≧∇≦)着眼、着想がとてもユニークで、素晴らしい大風呂敷。宮本武蔵の最後の弟子、松永誠一郎が武蔵の遺言に従い江戸の吉原に赴くことで始まる物語。宮本武蔵、徳川家康等、歴史上の人物を時代小説的に使っているところに気の大きさが感じられて、とても楽しい。山田風太郎の「魔界転生」で全く良い所が無かった柳生宗冬(柳生十兵衛の弟)の活躍が印象的でした。デビュー作とのこと。デビューが十年遅いと文句が言いたくなる異常に達者な作品(^_^)
読了日:8月22日 著者:隆慶一郎

■梟の拳 (講談社文庫)
面白かったo(^_^)oボクシングの元世界チャンピオンで網膜剥離により盲目となった男が一人称主人公という視覚の無い変わり種な物語。親友の謎の死に始まるサスペンス。後半の主人公の過去と現在の関連の仕方が良くて読まされた。荒っぽい感じがありましたが、骨のある太さを感じる良い物語でした。こういう本に出会うと自分に読書の習慣があることに感謝したくなります。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝。
読了日:8月24日 著者:香納諒一

■帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)
インターネッツ!下巻へ。
読了日:8月26日 著者:ティムール・ヴェルメシュ

■帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)
面白い。コメディ。動物を愛し酒を飲まずタバコも吸わず菜食で、特別扱いを好まず無私で勤勉、ドイツの国益と繁栄を思い、名も無きドイツ人の労苦を思いやり、問題意識が豊かで責任感があり、右翼を隠さず選挙を勝ち抜いて自らトップに立つことを望んだヒトラーが現代に蘇った物語。悲観論、危機論、全体のための仕方の無い犠牲、大事のための小事、自衛のための戦争と、今も変わらぬ右翼の論理が印象的でした。翻って、天皇をトップに望む日本の右翼が根暗に感じられた。ラストが読者に対する問い掛けになっていて、その問い掛けがとても良かった。
読了日:8月28日 著者:ティムール・ヴェルメシュ

■幻の女 (角川文庫)
大好き♪( ´▽`)冒頭に「過去は消えず、過ぎゆくのみ。大森荘蔵」と、酔っ払えそうな引用(^_^)五年前に姿を消した、心も通わせた筈の女との邂逅。その日、女が殺害されたことで幕を開ける物語。渡辺淳一の「阿寒に果つ」を思い出させる。死んだ女の生きてた時間を男がほじくり返す。男の男による男のための小説(ほめてますo(≧▽≦)o)味付けは腕力の弱さを意思で補うハードボイルド。固茹でというより何回も茹だっちゃった感じの主人公がとても良い。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝。
読了日:8月30日 著者:香納諒一


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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