♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
本好きならきっと好き『書店主フィクリーのものがたり』。
Ficlee.jpg
ガブリエル・セヴィン 著 小尾芙佐 訳 早川書房


アリス島唯一の書店「アイランド・ブックス」。
一人で本を売って暮らしている偏屈者のA.J.フィクリーは
妻を事故で亡くし、大切にしていた稀覯本を盗まれ、
ますます気難しくなっています。

そんなとき、書店に置き去りにされた2歳の女の子マヤ。
A.J.は一人でこの子を育てていく決意をします。


マヤを気遣う島の人たちが書店に集まってきて、
本を買い、読書会を開き、偏屈者A.J.の世界は広がっていき、
さまざまな出会いが訪れ、やがて…。

ハートウォーミングなストーリーもすてきですが、
A.J.の思い入れている小説が紹介されたり、
ストーリーの中に小説に関する小ネタが
ちりばめられていたりするのがとても楽しいです。

例えば、A.J.がマヤのことを相談した警察署長は
J・ディーバーをはじめとするミステリーのファンでした。
マヤに会いたくて書店に通ううちに
A.J.の勧めで〈警察署長特選読書会〉を主催するようになり、
彼の読む本が変わっていく過程も楽しめます。

各章の扉には、A.J.がマヤに向けて書いた
彼の好きな短編集を勧める文章が載っています。
ロアルド・ダール、エイミー・ベンダー、
レイモンド・カーヴァー、マーク・トゥエイン…。

A.J.は短編小説が好きです。
「けっきょく僕たちは短編集なんだ」とA.J.は思います。
すべての収録作品が傑作である短編集はないけれど、
合うもの、合わないもの、そして運が良ければ傑作に出会う、と。

この本のおかげで、読みたい短編集リストができました。
「本」と「人」をつなぐ優しい物語です。


スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/967-46ae1850
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)