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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『江戸の性風俗』


氏家さんの歴史モノを引き続き読んでおります。
“裏”江戸というか、当時の人びとの現実、日常に迫る
氏家さんの読み解く資料は広範囲にわたり、
それだけに生ナマしいものがあります。
 
 
これはタイトルどおり、当時の性風俗を取り上げたもので
ホントはこの前に書かれている『武士道とエロス』から
読みたかったのですが、手に入らなかったのでまた別の機会に。

たとえば今の世にしても、私の小さかったころは
人前で母親がおっぱいを出して赤ちゃんに吸わせる
なんてことは珍しくもなかったと思うし、
道端で立ちションしてるオッサンも多かった。
幼いころは、父に連れられて平気で男湯にも入ってた。

今ならとても考えられないコトですが、公衆の間に
隠微なもの、艶かしい性というものが、日常的に存在していた。
たかだか数十年で、こんなにも意識が変わるのだから、
数百年前のお江戸で、もっと大胆な性風俗が
みられたとしても、そりゃもう当然だべなと思うわけです。

姦通罪は厳しく罰せられるとはいえ、男にも女にも浮気はあり
庶民の間では、新婦の処女性もあまり問われない。
「男色」は異端ではなく、むしろお殿様はバイが当たり前。

ただし、相手は元服前のお小姓にかぎる。
「男」になったら、その関係は断つというしきたりも
そういう性が公認のものであったと受け止められる。
寵愛を受ければ一生可愛がられ、親元もそれをわかって
我が息子を差し出すという具合。

まあ圧倒的に女性比率が少なかった町であれば、
必然的に男性間の需要は増したのでしょう。

死体もごろごろ街中に転がっていた時代であれば
人としての本能的な行為もまた、フツーにあったのか。

民度が低かったのだろうけれど、ある意味
原始的であるがゆえの大らかさ、なのかもなと思います。

「性」と「老い」が氏家さんのテーマらしいのですが
今読みかけてるのは、また別の歴史家の
「食」をテーマにした江戸本。
だんだん時代の「実感」がわいてきた気がします。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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