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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『プラハの墓地』


『薔薇の名前』はどっぷりハマった記憶のある
ウンベルト・エーコさんです。
読みました。
読んだだけで達成感いっぱいです。

ま、半分も理解できてないかもな。
そんなんで語れないんですけどねー。
 
 
時は19世紀後半のパリ。
怪しげな骨董品屋の2階で、実際には
文書偽造で生計を立ててる店主のシモニーニが主人公です。

といっても、冒頭からシモニーニは記憶を失っていて
自分が何者かイマイチ自信が持てなくなっています。
そこであれこれ周辺にあるものをまさぐると、どうやら
鬘と僧衣を身に付けた「神父」の自分?がいるらしいと気づく。

果たしてシモニーニは多重人格者なのか?
混沌とした自分の記憶を整理するために、シモニーニは
自分の生い立ちを、子どものころから遡って書き綴る。

物語は、この話の「語り手」が、シモニーニの手記と神父の手紙を
整理しながら、読者に事実を伝えるという形式をとっています。

どうやらその背景には、謎の殺人事件が絡んでいるらしいことが
ページをめくるにしたがって、じわじわとにじみ出てきます。
そんなミステリ要素に惹かれ、どうにか読み進んだのでありましたが。

しかしシモニーニ以外の人物はすべて実在するというこの話に
こめられた作者の意図を理解するには、ヨーロッパにおける
ユダヤ人迫害の歴史をしっかり学んでないと

なんのこっちゃさっぱりわからへん。。

てな状態に陥り、この徹底的に性格の歪んだ悪人シモニーニが
ありとあらゆる悪口雑言を並べ立て、ユダヤ人を貶める
その仕掛けが、結局のところ人種差別に対する痛烈な批判
なのだろうということは、なんとなく推し測れるのですが

なんのこっちゃさっぱりわからへん。。

てワケで、Web検索で付け焼刃の知識を仕入れたものの、
ユダヤ人問題って、いくらそれをテーマにした映画や小説に触れても
結局のところ、理解できてないんですよね。実感として。わたしは。
だからこの小説の本質が何なのか、やっぱりつかめないんです。

老いて腐り切った自分の悪意に足元をすくわれ
破滅への一途をたどるシモニーニ。
物語としては、ひじょうに読み応えがあって
アイロニーに満ちたお話なのですが、読み手に問題あり、でした。


 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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