♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『ギケイキ』


町田さんの本を読むのは久しぶりです。
タイトルと帯の勢いに惹かれて。

ギケイキ、とは、そう 『義経記』です。
マチダ節炸裂の、貴種流離譚なのです。
 

 
そんなワケで、ストーリーは今さらネタバレでもありませんが、
義経が今の世に合わせた視点で、なぜだか関西弁で語る
明るく軽くイケイケノリノリぶいぶいな生きざまは
ひたすら流れに乗って読みやすく、

いやーこんな話だったのねー、と初めて読むがごとく
イチから学び直すことができました。

そのついでに、そもそも源平合戦て何だっけ?
平家物語はいつの時代だっけ? などと連鎖的に記憶の扉を
開けるも、もちろん中身はカラ。

取り急ぎ、Wikiでざざっとおさらいをして、
義経記が、平家物語からスピンオフ的に生まれ
百年ほどかけて育てられた口承文学と知ったのでありました。

近年、江戸時代には興味が出てきたわたくしですが、
よく考えると、その前の時代のことも何も知らなかった。
ちょっと漫画で学ぶ日本の歴史など読んでみようかなあと
思い始めた今日このごろ。

まあそれはおいといて、登場人物は誰も皆
シッチャカメッチャカながら、生き生きとして
さながらこの本の表紙の絵のタッチのごとく
勢いよくカラフルに描かれているのです。

そして物語の後半、残り少ないページを見て
こんなんで間に合うんか、という心配を嗤うかのように

ここで終わるのかぁ!
と、一陣の風が吹くような、清々しい結末が待っていて、
ある種の感動に包まれてページを閉じたのでした。



↓ こちらは無料で読めるお試し版。


 
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

読みました、なるほど、ここで終わるのかあ。
確かに、清々しい、いい感じのラストシーンでした。

町田康の文体は、多分ダメな人はダメ、なんでしょうね。
私は嫌いじゃない。
この人、頭いいなあ、と思いながら読んでいました。

半分近くが弁慶の話で、そう言えば、義経のことは、なんとなくわかっているつもりだったけれど、弁慶は、五条の橋の上で義経に出会う以前のことは、知らなかった。
暴れん坊だったんですね。

町田節に身を任せられれば、楽しく読めると思います。
[2016/07/31 10:18] URL | アビイ #EECaoQqg [ 編集 ]

この〆はイケてますよね。
よぴかりさんが、いつぞやの例会で、結局作家がつくるオリジナルワールドが気持ちよいか、その中で転がされたいか、が、面白さの決め手なんだ的なことをおっしゃってたんですが、まさにその通りとうなずける本。
個人的に、歴史小説の作家の好き嫌いはその辺にある気がします。
[2016/07/31 22:39] URL | ままりん #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/947-e27f61fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)