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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『あなたが消えた夜に』


中村文則さんが昨年出された本。
ちょっと厚めですが、読み始めからぐんぐん引き込まれる
今作は、謎の多い連続殺人事件がテーマです。

所轄の若手刑事と、本庁から来た女性刑事がペアを組み
上部組織の思惑に翻弄されながら犯人を捜す。
 
おお、本格派の警察小説じゃん。
新境地。
 
 
と、ぐいぐい読んでいったのですけれども、
あちこちで起きる殺人事件が多すぎて、登場人物が多すぎて
こんがらがる、こんがらがる。

しかしそれは、わたくしの理解力不足のせいです。ハイ。
なおかつ読書会の課題本と交互に読むちゅー荒業だったもんで
途中でいよいよ整理をしないと、誰が殺されて誰が容疑者なのか
ワケわからんようになってきた。
そんな読者のために、章が変わるたびに関連人物を整理してくれてるけどね。

しかし警察小説としては大変面白いけれども、できればこのまま
読み切ってしまいたいけれども、中村さんが書くものならば
きっと本質はそこではないのだろう、と構えていたところ、
やはり後半の犯人の独白部分で、本領発揮でございました。

犯人が誰かあっさり明かされ、それよりなぜこのような複雑怪奇な
連続殺人を犯すに至ったか、犯人の心の奥の奥にある
本質的な「悪」と、それを支配する「神」の存在について
書きます書きます、前半の警察小説部分を超えるボリュームで。

やっぱり、『銃』からずっと貫かれるノワール小説なんですね~。うう。
その重厚さはそれでいいんだろうけれど、そのブレのなさが
中村さんの持つ魅力なんだろうけれど、しかし前半部があまりにも
面白く、天然キャラの女性刑事もとても魅力的に描かれてたので

こっちで書いてほしかったなぁ・・・感がどうにも残るのでした。
あと、刑事が恋する相手は、その女じゃないだろー!てとこもね。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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