♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
種が芽を出しました、『レイチェル母さん』。
reichel.jpg
本馬英治 著 リトルモアブックス


図書館の新刊の棚をみていたら目に飛びこんできました。
ん? レイチェル母さん…レイチェルかーさん、
レイチェル・カーソン? と思いますよね、みんな。

本馬さん、初めて名前を聞く作家ですが、
このタイトルと大好きな湯本香樹実さんが
絶賛の言葉を送っている腰巻きをみて、借りることに決めました。


自分の意見をあまり言えない小学6年生の男子、
根津くんの一人称で物語は進みます。
オカルト好きで心霊写真を撮ることに夢中な右田くんは
クラスで唯一の仲良しですが、
時に幼く思えたり、うざったくなったり。

丘の上の幽霊屋敷に忍び込んだとき
「世界はもうすぐ滅びるからシェルターを掘る」と言う
優等生の高松くんに会って、教室とは違う面を知り
うれしくなって一緒に穴を掘るようになります。

そのお屋敷で出会ったのが
レイチェル・カーソンの生まれ変わりを自称する
レイチェルさん。

3人はそれぞれにレイチェルさんの影響を受けて
環境問題への関心を深めたり、
自然や人物写真に目覚めたり、
考えること、答えを出すこと、自分のことなどと
真剣に向き合うようになったりします。

一方、彼らの住む町には怪しげな「つち」が大量に運び込まれ、
突然鼻血を出す子どもが続出します。

それでも、大人たちは「つちのまつり」に夢中で、
自然の大切さを説くレイチェルさんには耳を貸さないばかりか
町から追い出そうとして…。

ファンタジーなんだと思います。
だから、少年たちの家庭の事情や、
レイチェルさんが生まれ変わりを自称するようになった
ほんとの理由やらは明らかにされません。

『センス・オブ・ワンダー』を読み返しながら、
レイチェル・カーソンの蒔いた種が
ここにも、こんな形で芽を出したんだわ、と思いました。


 
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/930-6f95a600
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)