♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
M元講師おススめの『風の市兵衛』。
kazeno.jpg
辻堂 魁:著 祥伝社文庫

M元講師がアツく語っていたので、
わりと時代小説に近寄らずに生きているわたくしですが
思い切って読んでみました。

唐木市兵衛は、武士でありながら商売や農業を学んだ算盤侍。
紹介を受けて、
借金を抱えたり、家系が苦しかったりする武家に仕え、
状況を把握して解決方法を指南する「渡り用人務め」をしている。
短期派遣でのコンサルタント、っていう感じ?

人妻との心中で当主を亡くした高松家に仕えることになり
その収支を調べていくうちに、
当主は謀殺されたのではという疑いが浮上し…。

著者は有名出版社で長い間、小説誌の編集者だったとか。
うわっ、さすがに元編集者!と思いました。

何て言うんですか、マーケティングの行き届いた小説?

主人公・市兵衛は一見ぱっとしませんが、
武士という身分にありながら、
商人や農民に学ぶことができる柔軟性を持ち、
控えめで腰が低く、頭がよく、性格もいい。
しかもやたらに剣術は強く、
さらにさらに生まれはご公儀の高官のお家。
その家を自ら捨てて、さすらいのご用人となっているわけです。

いろんな時代小説の主人公のいいとこ取りしてません!?

こういう小説が求められ、売れているのはわかります。
だって、ちゃちゃっと読めて、
主人公が颯爽と事件を解決して、悪人をこらしめて
カタルシスが味わえるもん。
コスパもタイパも上々
(タイムパフォーマンスって言葉があれば)。

リサーチして、結果を分析して導き出された読者の嗜好に沿って、
プロが提供した小説なのだと思います。

はまる人ははまるでしょう。
その証拠にシリーズは12巻くらい出ているそうです。

ただ、わたしは一冊でおなかいっぱいだった
…そういうことかなあと思います。

スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/914-83afdc6a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)