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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『あん』


あんは、あんこのあん。
どら焼きのあん、です。

ヤングアダルト向けの小説ですが、大ヒット作だったらしい。
永瀬正敏さんと樹木希林さんのキャストで映画化され
今も各地でアンコール上映されてるもよう。

て、いろいろ疎くてすみません。
 
 
ドリアン助川さんという方が、どんなものを書く方なのか
ちょっと興味を持って読んでみたのですが、

実にまっすぐで真摯で、誠実な物語を
子どもだましでない、きっちりとした文章で
読者の胸に余さず届ける方でした。

主人公は前科アリの中年フリーター、千太郎。
ツテを頼って、どら焼き屋の店長におさまったものの
さして仕事に身が入らぬまま、その日その日を暮らしている。

そんな覇気のない店に、ある日やってきた76歳の徳江。
ワケあり風の彼女が差し出した手造りの「あん」の
あまりの美味しさに、千太郎はどら焼き作りを
手伝ってもらうことを決意します。

小さなどら焼き屋を訪れる客の表情の変化、
心を入れ替え、前を向き始めた千太郎、
そして徳江が生き抜いた厳しい人生。

しかし徳江がハンセン病患者の施設から
通っていることが明るみに出て、
事態は大きく変化してしまうのです。

ハンセン病患者に対する無理解と差別という
重い社会的課題を軸にしながら、どら焼きを介して
徳江と千太郎は、心深くつながっていきます。

映画の評価も高いようですが、小説としても
手抜かりのない緻密な描写で、オトナ読者も
読み応え十分の作品と思います。

ドリアンさんの新作も、この後読むつもりなので
楽しみであります。
 

 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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