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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『罪と罰』を読まない


世の中には3通りの人間がいます。
 ①『罪と罰』を読んだことがない人
 ②読んだけど、ほとんど忘れてる人
 ③読んできっちり理解してる人
 
この本は、著名な文学人にして、ドストエフスキーの
世界的名作『罪と罰』を一度も読んだことのなかった
三浦しおんさん、岸本佐知子さん、クラフト・エヴィング商會のお二人、
という顔ぶれによる、勝手な妄想座談会であり、

さらに、読後その検証を行ってみた企画モノです。
 
誰も読んでないとはいえ、さすがに著名すぎる作品なので
貧しき若き男子学生が身勝手な理屈で老婆を強殺し、やがて罪を悔いるハナシ、
くらいの前提はある上での、テキトーな座談会です。

かくいう私、『罪と罰』は新潮文庫・世界の名作100撰に
入っておりましたから、モチロン中高時代に読んでましたが、
・・・まさに「ほとんど忘れてる」ってことに気づかされました。

まず、主人公のイケメン苦学生ラスコーリニコフが殺したのは
大家のばあさんだと思い込んでたんだけど、大家じゃなくて
近所の金貸しのばあさんだったのだわ。

さらに驚いたことに、ラスコ(当座談会ではその略称で呼ばれる)は
不運にも現場にたまたま居合わせた若き女性まで手にかけてた、
すなわち2人も殺してたんですよ! 超ビックリ。
それなのにたったの8年、シベリア送りになるだけなの。

かくして「そんな話だったか」と思い起こしつつ、妄想座談会に引き込まれ
本当のところはどうだったのかが明らかにされてみると、

 ・大長編だけど、たった2週間あまりのお話
 ・登場人物が多すぎて、ロシアの名前長すぎ
 ・主力キャラがみんなイっちゃってて、みんなヘン
 ・恋人のソーニャもヘン
 ・結局、江戸後期と同時期の、ロシアのエンタメである


などなど、お金に困ってたドスト(略称)が急いで書いたらしい
小説の、現代的視点から切り取った一面が浮き彫りにされて、

なんか、めっちゃ読み直したくなってきた。

という副作用を生み出したのでした。

かといって、今さら一人で読み直す気にはなれないので
ここは次回の読書会の合宿課題本に推薦してみようかと
思い始めた今日このごろ。

・・・そんな変なハナシだったのか?



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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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