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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
烏兎沼佳代『りぼんの付録全部カタログ』(集英社)


男ばかりの兄弟で育ったボクは、『週刊少年サンデー』は高校生になるまで毎週買ってもらって読んでいましたが、小学生後半になった頃からでしょうか、少女マンガ雑誌や少女小説雑誌に興味というか、憧れというか、暗い欲望というか、そんなものを抱くようになってきました。



楳図かずお大センセーが「ヘビ女」に代表される少女恐怖マンガを連載したり、少女版スポ根マンガが始まったりするようになると、男の子でも「ちょっとヘビ女、読ませろよ」と、女の子から『少女フレンド』や『マーガレット』を取り上げることもできるようになりましたが、それ以前はなかなかそうもいかず、少女マンガ雑誌や少女小説雑誌は、ある種「聖域」だったのです。『秘密の花園』とか『小公女』などのような可哀想な美少女が主人公の小説は読んでいたので、なおいっそう、そんな美少女たちがいじめられたり頑張ったりするマンガを読んでみたいと思っていたのかも知れません。

転機は突然に訪れます。順不同で言うと、「萩尾望都・竹宮恵子ら24年組インパクト」、「陸奥A子・田渕由美子ら乙女チックマンガ・インパクト」。年頃の男の子だって読んでおかしくない少女マンガが続々と現れ出したのです。

そんな前歴があっての、『りぼんの付録全部カタログ』。労作です。創刊以来60年間にわたって雑誌『りぼん』についていた付録をリスト化し、可能な限り写真を載せて紹介しています。少女マンガを読むようになったボクですが、さすがに本屋さんで買うことはなかったので、ここに紹介されている付録の実物は見たことも触ったこともありません。驚いたことは、レターセットを人気ナンバーワンとするグッズ類に対し、創刊号からずっと続いている別冊ふろくがあったことです。なかでもシリーズ化された描きおろしマンガ「カラーシリーズ」全78冊のラインナップを見ると、こんな人も描いていたんだ、と感動します。

わたなべまさこや巴里夫といったベテランマンガ家に混じって、水野英子といった新進マンガ家が描いていること。川崎のぼる、貝塚ひろし、つのだじろうら男性マンガ家が多く描いていること。そしてボクが一番驚いたのが、後に『高校生無頼控』を描く芳谷圭児が何作も描いていること(中には彼が所属していた赤塚不二夫プロのメンバーとの合作もあります)。古本屋さんでも売っていないし、ヤフオクにも出てこないこれらのマンガ、読んでみたいなぁ。

ところで、カラーシリーズの表紙のほとんどは、後に大橋巨泉夫人となる浅野寿々子と、中学生の内藤洋子がモデルをつとめています。そこで思い出したのですが、ボクは『別冊マーガレット』の少女モデルだった稲田悠美子ちゃんが大好きでした。さっそくネットで検索してみましたが、現在の彼女に関する情報は見つけられませんでした。どなたかご存じの方はいらっしゃいませんか?

雑誌本体に付録を付けて販売するという形態は日本だけのものかどうかは知りませんが、最近の女性雑誌に当然のように付いている豪華な付録。ひょっとしたら、それを目当てに購入するアラフォー、アラフィフ世代のセレブとなった彼女たちのDNAには、「リボンの付録体験」が刷り込まれているのではないでしょうか。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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