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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『ブラック オア ホワイト』
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大御所・浅田センセイのご本は
『地下鉄に乗って』を思い起こさせる幻想的なストーリー。

不動の上手さ、小説の神様です。
 
 
60代半ばの元商社マンが、学生時代の同級生の
通夜でばったり再会した、仲間の男を
高層マンションのペントハウスの我が家に招き入れ、

かつて世界を駆け回った現役時代に
異国の宿のあちこちで、白い枕と黒い枕を手にし、
交互に替えて見た一つひとつの夢について語ります。

白い枕は幸福に満ちた夢、黒い枕は呪われた夢。

格式の高い家に生まれた坊ちゃん育ちの商社マンが見る夢は、
生き馬の目を抜くような出世競争で、ことごとく敗れた己の姿を
リアルに、かつ、みじめに映し出すものでありました。

商社という超エリートの集まる社会では、男同士の嫉妬がせめぎ合い、
敗者は陰謀や策略にはめられ、あるいは自滅して転げ落ちていく。

男は、夢の中に永遠の憧れの象徴たる女人と、
自分のルーツである祖父とを登場させ、希望と恨みを
交互に抱くうちに、だんだん現実との境が曖昧になっていくのです。

・・・・・・・・・・

ロンドン、北京、ニューヨーク、南の島と、世界各地を舞台に
江戸時代から現代までの長い歴史をまたぎながら描かれる
夢の世界はとてつもなく面白く、これはもう映像化が待ち遠しい思いで
わたくし一気に読み進んだのでした。

が。

最後の最後に来て、んー。こういう流れなんかー。
いや別に、おもしろいっちゃおもしろいんですけど、
上手いのはもう上手いにきまってるんですけど。

何かうまくはぐらかされたような感じが否めない。
ここは、どーんと一発、撃たれるものが欲しかったかなあ。

もちろんおススメの本なんですけどね。





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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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