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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
フェリックス初の一人作品『強襲』。
強襲 (新・競馬シリーズ)強襲 (新・競馬シリーズ)
(2015/01/24)
フェリックス・フランシス

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フェリックス・フランシス、
嫌っていうほど使われている枕詞だろうけど、
ディック・フランシスの次男です。

40年にわたって「競馬シリーズ」のリサーチャーを務め、
『祝宴』以降の4作品はお父さんと共著でした。
そしてこの『強襲』がフェリックス一人の名前での最初の作品。
「新・競馬シリーズ」とシリーズ名も微妙に新しくなりました。

主人公のフォクシーは大けがを負って
障害競馬騎手としての未来をあきらめ、
ファイナンシャル・アドバイザーとして
新たなキャリアを積んでいます。
人のお金を預かって運用するお仕事ですが、
クライアントは主に競馬界の人々。

グランドナショナル観戦に行ったところ
彼の横に立っていた同僚のハーブが
プロの殺し屋と思われる男の凶弾に倒れ…。

共著のとき、
電子機器の説明などに物理教師だったフェリックスが書いたのかな、
というような部分はあったものの
大筋としては「競馬シリーズ」と変わるところはなかったと記憶しています。

一人になって、どう変わるの? フェリックスのオリジナリティは?
と期待して読み始めたのですが、
いやいや、まるでディック・フランシス読んでるみたいだし。

それは期待外れと言えばそうなんだけど、
でもディックファンでシリーズを読み続けてきた身としては
ディックが死んじゃってもディックと変わらないフェリックスが読めることは
それはそれでうれしいわけで。

自律心の強い、自分のポリシーを曲げない
決してスーパーマン的強さはないけれど負けない主人公。
周りを固める競馬界の雰囲気。
馬をめぐるいきいきした表現。

最後のページをめくって、ディック・フランシス亡き後も
このシリーズを1年1冊楽しめるなんて
かなりうれしいわ!と思ったのでした。

たぶんディックは自分の死んだ後のことも
ちゃんと考えて準備してフェリックスを鍛えたんだろうな。
そういうところ、シリーズの主人公たちと同じように
根っこのところがプロフェッショナルです。

次の次の作品にはあのシッド・ハレーも登場するとか。
楽しみだけど、シッド爺になってるのかも…。


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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