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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
灯台守夫妻の人生のお話「海を照らす光」。
海を照らす光海を照らす光
(2015/01/23)
M L ステッドマン

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舞台はオーストラリア南西部の孤島ヤヌス・ロック。
第一次世界大戦で心に深い傷を負った孤独な男トムは
イザベルという明るい伴侶を得て、
3ヶ月に1度本土から物資を積んで船が来る以外は
たった二人きりの島で灯台を守る。

平穏で幸福な日々。
だが、イザベルは流産を繰り返し失意の底に。
そんなとき、一艘のボートが島に流れ着き、
その中にはすでに事切れた男と元気な赤ん坊が。


イザベルはルーシーと名付けて育てることを主張する。
初めは反対していたトムも次第に赤ん坊のかわいさに
離れがたくなっていく。

ところが、あるとき二人はルーシーの本当の母親が
夫と共に行方不明になった子どもを捜し続けていることを知り…。

ここから物語は急展開。
良心とイザベルへ、ルーシーへの愛に引き裂かれ揺れるトム。
トムが家族より良心を選ぶことに耐えられないイザベル。
二人の気持ちが少しずつ微妙にすれ違っていく。

善良で、家族への愛にあふれている人々。
誰にも悪意はない。
それなのに、それぞれの人生に苦悩と絶望が
影を落として暗闇に引きずり込もうとする。

その暗闇を照らす灯台のような光はあるのか…。
というお話です。

たぶん、子どもを育てたことのある人々には
辛さも喜びもわかり過ぎて、
紅涙を絞られるってやつだと思います。

わたし自身は、
赤ちゃんを見つけても、とっとと報告して
自分達は養子をもらえばよかったのにね、
などと思ってしまって
どっぷりと感情移入することはできませんでした。
登場人物たちの気持ちに追い付いていけない感じで。

とはいえ、島に二人きりの灯台守夫婦、
多くのオーストラリアの若者が第一次世界大戦で戦ったこと、
ドイツへの憎悪など、興味深い部分も多々ありました。

この小説がデビュー作となるM.L.ステッドマン。
オーストラリアの伊集院静かなあ。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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