♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
14世紀のバルセロナが主役「海のカテドラル」
海のカテドラル

中世歴史ロマンと言えば、ケン・フォレットの大作
「大聖堂」「大聖堂 果てしなき世界」が思い浮かびます。
去年、ジェフの降格というつらい時期に現実から逃げ出して、
大聖堂の世界に没頭したっけ(遠い目)。

「大聖堂 果てしなき世界」では14世紀イングランドを舞台に、
台頭する市民と教会権力の葛藤が描かれています。

「海のカテドラル」はほぼ同じ時代、イベリア半島カタルーニャはどうなっていたかというお話。



農奴は貧しく、不公正な法律と土地に縛られ、結婚式の日に花嫁を領主に凌辱されても文句を言えません。

そんな時代に、妻を奪った領主のいる農村から逃げ出しバルセロナの市民権を得たバルナット。
そして、その息子アルナウ・アスタニョルの晩年までの波瀾万丈の物語の縦糸です。

アルナウが建設に助力した海の聖母教会、王様の命令で駆り出される近隣諸国との戦争、黒死病の流行、
貴族、聖職者、市民、ユダヤ人などをめぐる政治、経済、宗教闘争が絡み合い、
そこに織り上げられるのは、母と息子、父と娘、妻と夫、兄と弟、主人と奴隷などさまざまな人間ドラマ。

登場人物と一緒に運命の嵐に翻弄されながら一気読みの1,050ページです。

作者はバルセロナ在住の弁護士さんとか。
バルセロナの土の下に埋まっている長い長い時間への温かい視線が感じられる力作です。
「海のカテドラル」こと聖母教会を実際に見たい気持ちが
ふつふつと湧いてきて困ります。行きたい! 時間もお金もないんだけど。

海のカテドラル 上 (RHブックス・プラス)海のカテドラル 上 (RHブックス・プラス)
(2010/05/10)
イルデフォンソ ファルコネス

商品詳細を見る


海のカテドラル 下 (RHブックス・プラス)海のカテドラル 下 (RHブックス・プラス)
(2010/05/10)
イルデフォンソ ファルコネス

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/83-874a6cf9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)