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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『冬の本』
冬の本冬の本
(2012/12/12)
天野祐吉、佐伯一麦 他

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あしたから出版社』の、夏葉社さんの本を読もうと思って
どれにしようかと迷ったのですが、『冬の本』は冬のうちに読んでおかねば
という気がしたので、まずはこれを手に。HPによると、7冊目の本とのことですが。
 
Amazonから一部コピペしてしまおう。

冬に出会った本や、まるで冬のような本。
作家や音楽家や愛書家。本を愛する84人が、
約千字で「冬」と「1冊の本」についてのエッセイを書き下ろしました。
装丁は和田誠さん。


その84人が凄い。
 
 
青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美。


ひとりきりの小さな出版社で、これだけの執筆陣を得るのも、
和田さんに装丁を頼むのもなかなかできることではないと思うのですが、
(その辺のことは『あしたから出版社』にも書かれています)
やはり本づくりの情熱が、ひとを動かす力になるのだなあと、まず感じ入ります。

掲載は、上の通りのあいうえお順。
青山南さんの描くニューヨークの冬からするりと入り込むエッセイ集は、
ページをめくるごとに、一人ひとりの見開きの冬世界が待っていて、
そこに紹介される一冊の本とともに、なんとも不思議な魅力がありました。

今は亡き天野祐吉さん、安西水丸さんのエッセイも初めのほうに出てきます。
天野さんは、その中で谷内六郎さんへの追悼の思いを書き、
家族に遺された病床日記の限定復刻版を、編集者として手掛けたことを語っています。

もちろん、正直に言うと84本ものエッセイですから玉石混淆という感も否めなくはない。
が、やはり「玉」率は高く、総体的にはとてもバラエティに富んだ質のいいエッセイとして
二重にも三重にも楽しめる本だと思います。

特に、小説家の方々が表現を凝らした文章よりも、音楽家、映像家、書店経営者など
少し畑の違う分野の方や、周辺の方々がストレートに冬と冬の本を語るページに
とても強く心を掴まれるものが多かったのです。

以下に読んでみたくなった本を記録しておくと(2票入ってる本もあった!)

・池内 了(宇宙物理学者)、鈴木理策(写真家) →  中谷宇吉郎 『雪』 
・石川南(歌人) → スティーヴン・ミルハウザー 『雪人間』 
・宇田智子(古書店主) → トーベ・ヤンソン 『往復書簡』
・北村知之(書店員) → 野呂邦暢 『小さな町にて』
・柴田元幸(翻訳家) → バーナード・マラマッド 『アシスタント』
・杉江由次(編集者) → ひろかわさえこ 『たんじょうびだね ちびかばくん』
・鈴木慶一(音楽家) → 『棺一基 大道寺将司全句集』
・高橋靖子(スタイリスト) → ジャック・プレヴェール 『庭』 
・田口史人(レコード店店主) → 『スズキヘキ=童謡集』
・直枝政弘(ミュージシャン) → 関口良雄 『昔日の客』 
・又吉直樹(お笑い芸人) → カフカ 『田舎医者』 
・山下賢二(書店主) → 北井一夫 『1970年代NIPPON』


入手困難な本も多いようですが、どこかで出会えれば読みたいと思います。
ほかに、キリンジの堀込高樹さんおススメの『狐になった人妻』、
スタイリスト吉本由美さんの『海炭市叙景』、これらは読書会の課題本で
読んでましたが、どちらもとても良い本でした。
  ・・・
次は『レンブラントの帽子』にいってみようかなあ。
    
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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