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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『ゴーン・ガール』
ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)
(2013/06/06)
ギリアン フリン

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映画でも話題の、海外版イヤミスです。

NYで結婚生活を送っていたライターの夫とクイズ作家の妻が
出版不況でともに職を失い、夫の実家のある田舎に移住する。
バラ色の日々は褪せ、互いの心が荒み始めたある日、

妻のエイミーが失踪する。

アイロンは入れっぱなし、キッチンのお湯は沸いたまま、
リビングの椅子はひっくり返り、玄関ドアは全開に。

という、
 
 
タイトルどおりのミステリー物なのですが、
そうそう単純なストーリー展開ではございません。

まずは夫のニックが怪しい。挙動不審も甚だしい。
そこにもってきて、状況はどんどんニックに不利になっていく。
そもそもエイミーは、童話作家の父親がひと財産築いたベストセラー小説
『アメイジング・エイミー』の実在モデルでもありました。

てなわけで、エイミー失踪事件は全米メディアの格好の話題となり
世論はニック=犯人説に傾いていくのです。

しかし、ニックはそんな事態に屈するほどヤワではありません。
「クソ女」エイミーの根性の悪さを知り尽くしている彼は、自身の手で
彼女の過去を洗い、行動を推理し、真実を追い求める。

エイミーもまた、バカ夫に尻尾をつかまれる間抜けな妻ではありません。
リアル「アメイジング・エイミー」の彼女は、人生の勝者でなければならない。
常に相手の裏をかき、2歩も3歩も先を行って鼻を明かしてやるのです。
それがどんなに邪悪な手段であっても。

きゃ~ホントに嫌な夫婦ですねえ。怖いですねえ。
とは言ってみたものの、愛し愛されて結婚した相手が、
時にそれを上回る憎しみの対象にすりかわったり、
そこまではいかなくとも、細かな「イラっ」が積もり積もった、
という経験を持つ方もおおぜいいるのではないでしょうか。

家族とはいえ、血縁のない夫婦はしょせんどこまでも他人。
もちろん末永く相思相愛の幸せなカップルもたくさんおられるのでしょうが、
いちばん近くにいるのにいちばん遠い存在、そんな関係になってしまっている
夫婦には、とてもとても心に刺さるイヤミスです。

ワタクシ的には、
そういう「夫婦」のストレスをすっかり忘れた心穏やかな今の生活が
大変ありがたく思えるのが、離婚のメリットであるとしみじみ思いました。
 
ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)
(2013/06/06)
ギリアン フリン

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