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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
おもしろい!「社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年」
社長・溝畑宏の天国と地獄

筆者は「オシムの言葉」の木村元彦さん。
主に、サッカー関係、東欧関係のノンフィクションを書いている方です。

この本は、とにかく文句なしに、おもしろい!!!
ぽんっ!ぽんっ!(さらだ印のたいこ判を押した音)


サッカー不毛の地大分に行政主導(というか溝畑主導)で
大分トリニータ(当時はトリニティ)を作った
自治省からの出向官僚、溝畑宏。
チーム作り、スポンサー探しに文字通り東奔西走した。
チームは、地域リーグからJFL、J2、J1と短い間に坂道を駆け上り、
その間に溝畑は離婚、社長就任、自治省退職と波乱の人生を突っ走った。
「5年以内に日本一」の大言壮語を現実のものとし、
ナビスコ優勝まで成し遂げたと思ったら、
翌年降格、私財を投げうっても、チームは借金まみれ。
そして社長退陣。

気がつけば観光庁長官に就任し、
嵐をギャラなしで観光大使に起用しちゃうヒットを飛ばし…。

溝畑という人物がおもしろすぎるので
それだけで十分読み応えがあるのですが、
そこにからんでくる一筋縄じゃいかないスポンサー企業の数々。
朝日ソーラー、ペイントハウス、小室哲哉、マルハン フォーリーフ。
叩き上げ社長たちの社会貢献への思い、プライド、
そしてあっという間の没落など、経済ノンフィクションとしても十分楽しめます。

さらに、知事をはじめとする地方政治、
地元財界、サッカー協会などの思惑が入り乱れ、
知らなかったJリーグの舞台裏も興味深い。

どういうチーム作りがうまくいき、
どういう時にうまくいかなかったかというサッカー的観点からも
見るべきモノがあります。

万人向けではないかもしれませんが、
今年のノンフィクション部門マイベストはこの本に決定です!


社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年
(2010/05/25)
木村 元彦

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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