♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
何だか懐かしい「エヴリシング・フロウズ」。
エヴリシング・フロウズエヴリシング・フロウズ
(2014/08/27)
津村 記久子

商品詳細を見る


津村記久子さんはほんとにうまい。
40代女性の津村さんが、どうして中学3年生男子の気持ちを
こんなにリアルに描けるんだろう、と思う。

でも、うまい、と、
面白いはちょっと違うんだよなあ。

淡々とした中学生の日常が、主人公ヒロシの視点で描かれる。
ときには暴力事件が起きたり、
友人のヤザワが実は自転車競技で注目される
選手だったりの大きな出来事はある。

それでも、やっぱり淡々と、受験生の日々、
中学3年生のあわ〜い恋心のような
ただの正義感のような気持ちが描かれる。

親が鬱陶しかったり、年上の人に憧れたり、
自分が好きなこと、得意なことがわからなくなって
自信を失ったり、
友達の力になりたいのにうまく言えなかったりの
中学3年心、あらら、わたしのときと変わらない、
普遍的なものなんだ、と思いながら読んだ。

「面白い」とあまり思えなかったのは
だって、ヒロシやその同級生たちの
こういう気持ち、当たり前にわかっちゃったからかもしれない。

いかにも本当っぽくて、うわぁっというカタルシスはない。
でも、そういう当たり前を、
ちゃんと小説にできるって実はすごいことだと思えて、
津村ファン、少年小説ファンにはおすすめの
今の時代が舞台なのに、なんだか懐かしいお話でした。

スポンサーサイト
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/785-871de633
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)