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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『人でなしの恋』
人でなしの恋人でなしの恋
(2012/01/01)
江戸川 乱歩

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一昨年だか、乱歩作品が当時の挿絵とともに、
美しい表紙絵でシリーズ化されていたので、その中の一冊。
 
 
短編集です。
異形の者、異界の者、意識の奥底にある人間の悪意、などなど
江戸川乱歩特有のあの世界に、ああそうだったそうだった、と
ずんずん引き込まれていくホラー小説です。

もちろん今の小説にはない古めかしさなんだけど、
昭和の郷愁というよりは、「物語の原点」みたいな作風があって、
読者の好奇心を最大にくすぐり、先をどんどん読みたい気にさせられる、
ああ本を読むってこういう楽しみだったなあ、とむしろ新鮮な感動を味わえるのです。

その世界は、やはり祭りの見世物小屋のような怪しげな風味と、
ちょっと昔の花やしき遊園地にあったようなもの悲しさも漂い、
今では「人でなし」というのも、もしかしたら差別用語なのかもしれないけど、

心の裏にある卑しい気持ちをこじ開けられるようなお話ばかりで、
やっぱり面白いよなあとしみじみしつつ、読んだのですが、

後書きを読むと、どうも乱歩の中ではイマイチの作品ばかりを集めた
マイナーかつマニアックな短編集とのことで、
えっこれでイマイチなレベルなの??と再びの驚き。

そういや前に読書会の課題本で、『孤島の鬼』を読んだ時も
えらく好評だったことを思い出したのでした。
 
現代もなお、映画化されるのが納得できる
エンターテインメントの鬼才です。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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