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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
バカミスなの? 純文学なの?「駄作」。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2014/06/06)
ジェシー・ケラーマン

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「大きな枝の折れるとき」のジョナサン・ケラーマンと
「水の戒律」のフェイ・ケラーマンの息子である
ジェシー・ケラーマンの作品です。

当読書会の古い会員なら覚えているでしょう。
20年以上前にどちらも課題本になったことを。


そんなことあり得るの!?と思った時代に
児童虐待ミステリーを書いたジョナサン。
敬虔なユダヤ教徒と刑事の恋愛を主旋律にした
ミステリーシリーズのフェイ。

さて、その息子が書いたミステリーってどんなものなんだろう。
そういう興味で読み始めたら…。

1作しか本になっていない売れない作家の主人公は
学生時代の親友で今や売れっ子作家となった親友ビルの
葬儀の後、彼の書斎を訪れて未発表の作品を発見する。
思わず持ち出して、手を加え、発表すると、
あっと言う間にベストセラーになり、主人公は名声と富をてにする。

主人公の屈折や後ろめたさやプライドがぐちゃぐちゃになった気持ちが
丁寧に描かれる前半部分。
けっこう正統派の王道を行くミステリーだわと思いました。

ところがー!
ネタバレしちゃうのでこれ以上は書けないんですけど、
第2章から突然思わぬ展開に読者は翻弄されることになり、
3章、4章、5章とあっちへこっちへと引きずり回され
しかもラストは…あっと驚く展開に。

こりゃ、すごい。
人によっては「なんじゃ、この荒唐無稽」だろうし
私も途中までは「ぎゃはは、バカミスできたかケラーマンJr.」と
思っていました。

しかし、最後に純文学的深い世界に無理矢理着地させられ、
自分の今までの読み方は浅かった? どこかで間違った?と
少し呆然となりました。

おもしろい読後感です。
今読むなら、ジョナサンより、フェイより
ジェシーがおもしろい!と自信を持って言っちゃいます。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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