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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『国防女子』(集英社)
国防女子国防女子
(2014/05/12)
宮嶋 茂樹

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図書館の新着コーナーで思わず手に取り、速攻借り出しました。サブタイトルが示すように、海上自衛隊に所属する21人の女性自衛官の写真集。撮影は、あの、「不肖・宮嶋」です。


制服姿の勤務中の姿から、プライベートの私服姿まで、今の言葉で言うところの、「めっちゃかわいい」女の子たちが笑顔を振りまいています。所属ごとに異なる制服姿は、「制服フェチ」「コスチューム・フェチ」の皆さんには垂涎の的でしょうし、そうした凛々しい姿からは想像できないプライベート姿は、どこにでもいるような普通の女の子です。こうしたギャップも、いわゆる「戦闘美少女フェチ」の皆さんの股間をくすぐるものになっています(って、誰かに確認したのか?)。僕は、21人全員がそろって取っている、ジャンプ・シーンが好みです。

このところ自衛隊は、広報誌にアイドルにコスプレさせて戦車に乗せたり、銃を持たせたりする写真を掲載したりしては、そのイメージを変えるために躍起になっていましたが、とうとう自分のところで間に合わせるようになってしまいましたね。こんな可愛い女の子たちと一緒に国を守ろうよ――こういう写真集を見て、「俺も自衛隊に入ろう」なんて思う若者がいるのかどうかは知りませんが、集団的自衛権行使容認が閣議決定されるのを待っていたように、入隊を促すアイドルのコマーシャルが放映されたり、高校生宛のダイレクトメールが届いたという話しを聞くにつけ、自衛隊に対する従来のイメージを変えていこうとする権力者側の戦略、洗脳は確実に始まっているんだなぁと、ちょっと怖くなってしまいますね。かつて五木寛之が言っていた、「ガラスの戒厳令」の時代が始まっているのかもしれません。

――ある日、バラエティ番組、スポーツ中継、ドラマ、歌番組、報道特集など、各局のテレビが一斉に消え、すべてのチャンネルで真面目な顔をしたアイドルが、テレビカメラに向かって話し始めます。昨日まで歌って踊っていたアイドル、連続ドラマで主役を演じていた誰もが知っている国民的アイドルは、笑顔を見せることもなく全国民に向かって訴え始めます。

「私たち日本の固有の領土☓☓が、☓☓国の軍隊に占領されました」。あるいは、「☓☓県に有る☓☓原子力発電所に、☓☓国からミサイルが撃ち込まれました」。そして、「戦争が始まりました。全国民の皆さん、銃をとって侵略者から私たちの日本を守りましょう」

「不肖・宮嶋」が「あとがき」で妄言するように、「左マキ日教組のユトリ教育のせいで」「男子とは呼べんヘタレ」になってしまった「男子よりよっぽど強く優秀な大和撫子」女性自衛官が、はたしてどれだけ実際の戦闘で役に立ってくれのかはわかりませんが、「広告塔」としての役割は大いに果たしているのでしょう。でもこうやって彼女たちの姿を満天下にさらしてしまうことは、逆に侵略者たちに、早く日本を占領してあの女戦闘員を陵辱してやろう、という気にさせるのでないかと心配もしてしまいます。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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