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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」、長い!
金を払うから素手で殴らせてくれないか?金を払うから素手で殴らせてくれないか?
(2014/03/27)
木下 古栗

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作者は木下古栗さん。
以前、ここに書いた「Tシャツ」を含む3つの中編を収録しています。


長いタイトルの表題作は、
主人公(例によって、かな?)の鈴木さんが、
「おい鈴木、米原正和を捜しにいくぞ」と、
その米原正和に言われるところから始まります。

鈴木さんと数人の同僚は、スーパー銭湯、ショッピングモールなど
米原正和が立ち寄りそうな場所を巡り、捜してあるきますが、
一足違いで見つけることができません。

最後にたどり着くのは、元同僚の自宅マンションの屋上。
そこでバーベキューをしようとしていると、
思わぬ結末を迎えることに…。

はい、「Tシャツ」同様、あらすじを説明しても、
ちっともこの小説の説明にならない、
いつもの古栗ワールドです。

ぶるんぶるん振り回されて、
主人公たちと一緒にジェットコースターに乗せられて、
着いた場所ではあはあしてると、
また床が抜けて堕ちていくような、目がまわって、
楽しいのか怖いのか腹立たしいのか、わけ分かりません。

そもそも私たちは何を求めて小説を読むのでしょうか?
なんて、あらためて考えました。

人生の教訓を得たいとか、空想の世界に遊びたいとか、
正義が勝つのを見て日ごろの憂さを晴らしたいとか、
人によって、時によって、いろいろあるでしょう。

が、古栗さんは、そういう気持ちを何も満たしてくれません。
むしろ、小説に対して何かを求めようとする心を
素手でばこーんと殴ってやろうとしてるのかも。

それって、小説と読み手の新しい関係?
やっぱり超天才なのかもしれません、古栗⁉︎
その洗濯機に放り込まれたような感覚は癖になり、
また、新たな古栗を求めてしまうんですものー。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント
むむむ
Twitter文学賞に選ばれたと知って、後追いのように読みましだが、最初とふたつめの作品までは何も理解できなかった。
が、表題作はやはり凄いものがありました。
何を書きたい人なのか、ちょっとわかりかけてきたというか。
新作動向をうかがっておきたい作家の一人ではあります。

[2015/03/22 19:03] URL | ままりん #- [ 編集 ]


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