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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『ロング・グッドバイ〔東京篇〕』
ロング・グッドバイ〔東京篇〕 (ハヤカワ文庫 JA ツ 3-1)ロング・グッドバイ〔東京篇〕 (ハヤカワ文庫 JA ツ 3-1)
(2014/04/24)
司城 志朗、渡辺 あや 他

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「その街の子ども」「カーネーション」で知った
渡辺あやさんの脚本に惹かれ、先だってのNH土曜ドラマ
「ロンググッドバイ」も、とても楽しみにしていたのです。

ドラマはチャンドラー原作の有名な同タイトル作品を、
1950年代の東京に置きかえ、全5回にわたり放映されましたが、
これはそのノベライズ。

本来この手のノベライズはあまり好きではないのですが、
ドラマは美術が豪華で、独特の空気感があったものの、挑戦的な作りで
一視聴者として消化不良なところがあったので、おさらいするような
気持ちで読みました。

もともと物語を補う冗舌なナレーションがあり、
小説もそれを踏襲して、さほど違和感はなかったのですが、
というか、むしろテレビより自然な流れになってる。

小説は主人公の探偵の一人称で書かれているのですが、テレビでは
当事者と関係性の深くない新聞記者のナレとなっていたので
説明的な印象だったのです。セリフもくどいところがあり、
渡辺あやさんの、映像を優先した、ひとつも無駄のない言葉で
すべてを視聴者に伝える脚本にしては、腑に落ちないトコがあった。

加えてキャスティング。
ヒロインの小雪さんと被害者の姉である冨永愛さんが、
どうにもイメージが違い、入り込めなかったんです。

小説ではヒロインはベージュのスーツという清楚な姿で現れ、
テレビで度肝を抜かれた、今にも脱げ落ちそうな
小雪さんの背中丸出しドレスは何だったのかと。
何より綾野剛さんとのカップル像は想像しにくいのですが。

脚本がどこまで意図どおりにドラマ化されたのか
ちょっと悩むとこで、むしろ小説にある導入部のような
シンプルなセリフこそ、渡辺あやさんならではの
余韻を持たせた腹八分目?の会話になると思うんですけど。

カーネーションもラスト1ヶ月の劣化は
よほどのオトナの事情があったように思えるし。
とか何とか。

粋な作りのドラマではあったので、いろんなとこを
すっきりさせたものが観たかったな。
ヒロインは、、、30年前の松坂慶子さんがうってつけ
なんですけど。

チャンドラーの原作は、記憶がぶっとんでるので
機会あらばもう一度読みたいと思うところです。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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