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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
タイトルだけじゃない「妻が椎茸だったころ」。
妻が椎茸だったころ妻が椎茸だったころ
(2013/11/22)
中島 京子

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昨年の「日本タイトルだけ大賞」に輝いた中島京子さんの短編集。

こんな賞、去年まで知らなかったけど、2009年に始まって
6回目だったそうです。
「妻が椎茸だったころ」は
大賞まであと一歩だったという「超高速!参勤交代」とか
審査員個人賞に輝いた「ブスだけどマカロン作るよ」に比べたら
インパクトと読みたくなる度で群を抜いてると思います。

でも、(声大きくなる)この本はタイトルだけじゃないよ!
たしかに妻は椎茸だったんだけどね。

最後の半ページで全然違うお話になり
読み終わって背筋がひんやりするホラー系のお話が3編。

突然逝ってしまった妻の日記やレシピを読み
その過去を知る夫の複雑な思いを描き、
結末でほろりとさせる表題作。
ちらし寿司を作る料理の先生がすてきです。

最後の「ハクビシンを飼う」は生涯独身で人づきあいをせず
山の中の陋屋で孤独死した叔母の意外な生活が明らかになるお話。
登場するオーサコさんと叔母さんがすてきです。

謎めいて、凛として、手が届かない、
すてきな登場人物がさらっと出てくるところが
さすがに中島京子さん。

読書はいろんなものを私に与えてくれるけど、
この本がくれた読後感はちょっと独特なものかも。
背筋ひんやりさせたり、心の中ほっこりさせたりの
温度上げ下げ効果も抜群の一冊です。

大きなこうもり傘をさしてうんこ座りをしながら
「しいたけ」と言った超美人の友人を思い出しました。
そうか、まりちゃんも椎茸だったのか…。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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