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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
松田美智子『サムライ 評伝三船敏郎』文芸春秋
サムライ 評伝 三船敏郎サムライ 評伝 三船敏郎
(2014/01/09)
松田 美智子

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僕にとって三船さんは、「三船の前に三船なく、三船の後に三船なし」――ワン・アンド・オンリーの絶対的存在。

それにしても評伝が出るのが遅すぎた。同時代を生きた監督や俳優さんなど、映画人のほとんどが鬼籍に入ってしまい、彼らからの聞き取りができない現在、トータルな三船像を描くことは難しい。したがって、通り一遍の内容になっているのも仕方がないか。
 
たとえば読者の誰もが知りたいと思っている三船さんと黒澤明監督との関係。蜜月の後に訪れた疎遠の本当の理由は、誰もが興味を持っているところだろう。本書と、最近出た野上照代『もう一度 天気待ち』とをあわせ読むと、けっして二人が憎みあって別れたのではないことはよくわかる。特に三船さんが最後まで黒澤監督といっしょに仕事をしたっがていたことがよくわかり、それがかなわなかった現実に悲しくなってしまった。もし、三船=山本五十六、の「トラ、トラ、トラ」が完成していたら、と思うのは一人僕だけではないだろう。

最後に、本書では書かれていない、僕の大好きな三船さんに関するエピソードを一つ紹介したい。「太平洋の地獄」での、実際に日米両軍の戦闘が行われた孤島での撮影中、「ここで泣いて欲しいを」という米国人監督に、「日本軍人は絶対に泣かない」と突っぱねた三船さん。しかしその後、三船さんは撮影の合間、収集されることなく野ざらし状態だった日本兵の遺骨を泣きながら集めて回ったという。

男は黙って・・・である。
 
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テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

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