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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』
私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)
(2013/10/11)
ジェーン・スー

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Twitterでちょくちょく紹介されて気になってた本書。
ジェーン・スーさんは、東京生まれの日本人、
アラフォーの未婚女性とのことです。
 
この手の本では、酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』という
ベストセラーがありましたが、今回これを読んでみて
いろいろと思うところがありました、ハイ。
 

 
「未婚のプロ」を名乗る著者自らが
「なぜ縁遠いのか」について、101の項目立てをして分析?した
自虐的なエッセイは、女性なら「あるある」とうなずけることばかり。

しかし年齢はもちろん、ライフステージでも卒婚者(←いいコトバ)として
彼女らの一歩先を行くワタクシは、今さら同じ土俵には立てず、
むしろその言いわけがましさに、幼さを感じて無念だったの。

なぜならば、
「女子力が高まりすぎている」
「どうでもいいことでも、勝つまで口論してしまう」
「内心、彼には何も任せられないと思っている」


など各章のタイトルは、ポイントを的確についているようだけど、結局
一歩下がって男を立てる、可愛げのある女じゃなきゃダメ
ってところに集約されてしまうから。

酒井さんの『負け犬・・』は、もっと潔い割り切りがあり、
膨大な人生のヒマに備えて、彼女はクロスステッチを習得してもいた。
何よりあの時代、それは「30代」の覚悟だったはずなのに、
この本で出てくる「未婚のプロ」たちはアラフォーなんですよ。

70年代後半生まれなら雇均法も総合職も定着し、
女の自立だ自由だと先進的な高等教育を受けてきた彼女らが
こんな旧態依然とした結論にたどりつくって、どゆこと??

現代のバリバリ40代が、今さらそんなことに焦るって何ですの?

・・・

近ごろは、若い世代の生活が苦しいから必要に迫られての共働きが増えてきた。
ところがそうなると逆に、高給夫を得た専業主婦が勝ち組という価値観が再浮上。

この本の著者がどうというよりも、いつまで経っても日本の世の中って
変わらないんだなーっていう深い失望感が湧いてきたのです。

「女性の仕事と家庭の両立」なんて、30年前から政治家もメディアも
おんなじコトを言ってるけど、「女性」じゃないでしょ?
「若い夫婦」の仕事と家庭の両立、でしょ?
女の問題ととらえるから、逆に父子家庭への援助も手薄になっちゃうんですよ。

「養う」立場として社会的プレッシャーにさらされ続けるオトコは、
強いオンナに薄氷のようなプライドをパキパキと踏み潰されたくはない。

一方、女の方も「いい男」観は画一的。自分に経済力があるなら
稼ぎがなくても気立てが良くて可愛い男を選べばいいのにそれができない。

「男は仕事、女は家庭」の分業がラクっていう通念も世間には根強いし、
教育だけが平等で矛盾してるから、板挟みになった女たちは結婚も出産も難しい。
じっくり構えて晩婚化してもいいとは思うけど、体力には限りがあるしね。
40代の出産が二代続いたら、出産と介護のダブルパンチを食らうことにもなる。

じゃあどうすればいいのかって。
そういう古い観念が捨てられない世の中ならば、
ここまで来たワタクシが、今となって理想のパターンと思うのは、コレ。
    ↓
まずは20歳を過ぎたら、勢いと弾みでとっとと結婚&出産し、
まだ若く体力があるジジババの手も借りて子育てに注力すること。
うっかり深く考えたりしたら、とても結婚などできません。

その間に軽い仕事を細々と続けながら勉強し、子どもが手を離れたら、
満を持して本格的にキャリア形成を始動する。
仕事なんて30からガッツリやれば間に合います。
産休・育休の中断リスクがない労働力は、雇う側も望むところだし。

40になったら結婚生活を見直して、相性のいい相手なら添い遂げるもよし
合わないならいったんリセットして、第二の婚活スタート。
不動産も、それから買えば良い。
どうせ若いとき家を買っても、一生住める耐久性はないんだし。

・・・

とまあ、今でこそ そんなふうに思うけど、
人生は失敗の連続で、それが面白いものでもあるよね。
60歳、70歳になれば、もっと違うものが見えてくるのかも。

「結婚さえすれば幸せになれる」ていう思い込みは
「痩せさえすれば綺麗になれる」てのと似ているな。

結局は、結婚も出産も巡りあわせ。すべては御縁。
なるようになって今日がある。

結婚も離婚も後悔してないワタクシは、そう思います。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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