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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『黒警』
黒警黒警
(2013/09/06)
月村了衛

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見た目どおりの警察小説。
いわゆるこのテの作品は、とことんディテールに
凝ってるものが多いのですが、そうでないってとこが
むしろ特徴的で読みやすく、楽しめる一冊でした。


だって表紙のイメージとは裏腹に、
ヤングアダルト小説並みの文字の大きさと
行間の白さが際立つ本書、これならオンナ子供も
すいすい読めましてよ♪

主要な登場人物も極めて把握しやすい。
36歳のバツイチ無気力警官である沢渡は、
男気のある武闘派ヤクザ幹部の波多野と
共に負い目を感じる苦い出会いがきっかけで、
公にはできない結び付きを持っている。

そんな沢渡が関わることになった事件は、
アニメキャラグッズの中国製違法コピー商品の
流通ルートの摘発、というビミョーな案件だった。

ところがどっこい、これを隠れ蓑にした
政治家と警察幹部の、国家を揺るがす暗躍が発覚。
沢渡と波多野は、真相を探るうちに知り合った黒社会の
中国人青年、沈と協力して、彼らなりの正義を追い求める。

と、すらすら粗筋が書けるのも、わかりやすい
キャラ立ちと、欲張らないシンプルなストーリー展開だから。
それぞれの人物も魅力的だし、話の流れも納得がいく。
そのままテレビドラマ化できそうな、楽しめる作品なのです。

吉川英治文学新人賞、日本SF大賞受賞作家の
受賞後第一作とのことなのですが、このわかりやすさは
もしやと思い、ちょっとググってみたら、やはりそうかの
脚本家出身の方なのでした。

見た目描写が足りなかったり、心情の吐露が
ストレート過ぎたり、何より話の展開速すぎたり
するのですが、全体的にはとても好感の持てる作風で、
応援したい作家さんです。

そのうちドラマでもヒットを出されるんじゃないかな
という気がいたします。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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