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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『快挙』
快挙快挙
(2013/04/26)
白石 一文

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ドライなようでウェットな男女の関係を
独自の視点で描く白石一文さんの新作です。
今回は子供のいない中年夫婦の愛がテーマ。



若い頃の入選経験をもとに写真家を志しながらも挫折し、
その後物書きとなった主人公と、妻のみすみ。

佃島で小料理屋を営んでいたみすみにひと目惚れし、
そのまま転がり込んで始まった二人の結婚生活。
ともに家族と縁の薄い二人は、互いの繋がりが支えだった。

みすみは、今で言うニートのような夫を立て、
献身的に尽くす古風な女です。顔も気だても良いが体も良い。

物語は、そんなみすみを愛する男の視点から
一方的に語られてゆきます。

若かった二人は、二度の流産、互いの闘病、
阪神大震災で被災したみすみの実家の再建と、
人生のさまざまな出来事を乗り越えながら
夫婦としての年輪を重ねていく。

途中、気持ちのすれ違うこともあった。
互いの不貞に気づきながら見ぬふりをした。

そんな年月を経て中年期に入った二人が
ひっそりと穏やかに肩寄せ合う姿が描かれるのです。

ま、添い遂げることの叶わなかったワタクシは
あんまり共感できなかったんだけどね。
ていうか、作家の夫婦観、男女観というものが
やはり独特過ぎて。

長く生活を共にする二人は、世間によくあるような
「家族化」した夫婦ではなくて、ずっとずっと
一定の緊張感を持ち続ける男と女、なのです。

呑み屋の女と物書きの男だからだというわけでは
ないんだけど、どうにも現実味に欠けるというか
普遍的なものを描こうとしてるわけではないのかと

ちょっと距離感のあるお話でしたね。。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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