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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
フィンランドミステリー「極夜 カーモス」。
極夜 カーモス (集英社文庫)極夜 カーモス (集英社文庫)
(2013/02/20)
ジェイムズ・トンプソン

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このところ話題作の多い北欧ミステリー。
でも、書いたのはフィンランド人妻を持つアメリカの作家です。

極夜というのは、緯度の高い地域で冬に
一日中太陽が昇らない日のことで、
白夜の反対語になります。

極夜で、気温がマイナス50度になるような日、
映画女優であるソマリア移民の娘、スーフィアが殺されます。
その殺し方は「ブラック・ダリア」の模倣犯を思わせる
残忍なものでした。

容疑者は、捜査にあたったヴァーラ警部の元妻と
一緒に暮らす男。
個人的な思いや、マスコミに悩まされながら
捜査を続けるうちにさらに事件は広がりをみせ…。

とにかく一日中薄暗い日が何日も続くという
過酷な自然条件は人をおかしくするらしいです。
うつ病患者はもちろん、殺人事件も多くなり、
しかも家庭内の殺人が高い割合を占めるとか。

フィンランドのちょっと特異な国民性を
作者はヴァーラのアメリカ人妻ケイトの言葉として
分析し、批判しますが、
最後には少しずつ理解していく過程が描かれ、
双子のお父さんになるヴァーラ警部の次の事件が
楽しみになります。

そうだ! 外国のミステリーを読むと
遠いところでこんな大事件が起きてるんだから
何をおいてもそれを解決しなくっちゃ
という気持ちになるんだった。

自分の毎日の小さな悩みや不安をとにかく
棚の上に上げて、事件のことを考えなくちゃと思わせてくれる
翻訳ミステリーの魅力に久しぶりに浸った気がします。
しばらくはまっちゃうかも、です。
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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