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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『改憲の何が問題か』
改憲の何が問題か改憲の何が問題か
(2013/05/29)
奥平 康弘、 他

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実をいうと、私は「なんとなく改憲」派なのです。
現行の憲法についてもよくわかってないけど、戦争直後に公布されたものが
今の世とはズレてきていても致し方ないし、漱石でさえ古典扱いになりそうな
若い人々のことを思えば、もっと口語的に書き直されてもいい気はする。

そんな程度の「改憲」派ですが、
 
 
さりとて自信があるわけでもない。

が、いわゆる「護憲」派の主張にはやや偏りがある気がして、
テレビなどでは、両派の議論は感情的に互いを遮り合うことが多いので、
何が問題なのか、スッキリとしなかった。

そこで疑問を解決するために、あえてこの本を読むことにしました。
複数の憲法学者たちが、個々の視点から専門的に解説するこの本は
思った以上に良い本でした。

中には、現行の憲法を崇め、「それを改憲とはとんでもないこと」的な論調もないではないし、
自民党が置き換えた言葉の解釈について、重箱の隅を突っつくようなご意見もある。

けれども、大方の専門家の執筆に対するスタンスは、どちらかといえば中立で、
改憲そのものに意義は唱えないが、自民党が作った草案の具体的な変更箇所について、
どこが問題かをわかりやすく解説してくれています。
読み進むうちに、私が漠然と持っていた疑問や自信のなさも
いくぶん解消されてまいりました。

私が思っていたのは、時代に合わない条文については、追加修正、削除などの
部分的改正が必要なんじゃないかということなのですが、自民党の草案は
どうやらもっと抜本的な全面的改憲らしい。

それらの改正案が、専門家の目で是とし得ないものが多々あるということ。
細かな言語の解釈論はやはり理解の域を超えてしまうのですが、
そんな中でも、一番ご高齢の奥平 康弘さんの章が、最も平易な表現で
論点についてもすんなり納得できるものでした。

というわけで、この本を読んだ今、私の意見はやはり「改憲」派ですが、
条文ごとに必要に応じた改正案を出し、部分的に改正を行うべきだろう、
ならばやっぱり憲法改正の発議要件である96条を、真っ先に変えることは
大いに矛盾があるだろう、というものになりました。

自民党の言い分もちゃんと知らないとな、とは思うので、
また良い本があれば探してみるつもりですが。
 
 
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テーマ:憲法改正論議 - ジャンル:政治・経済

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