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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『尾道坂道書店事件簿』
尾道坂道書店事件簿尾道坂道書店事件簿
(2009/02/14)
児玉憲宗

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あるときツイッターでフォローしていただいたことがきっかけで
児玉さんの書かれた本を知ることになりました。

広島県に多数の店舗を展開する書店「啓文社」の社員である児玉さんは、
悪性リンパ腫と何度も闘い、車椅子で生活されながら、
啓文社発祥の地である尾道と、本への熱い思いを持ち続ける方です。

これはWeb本の雑誌に連載されていたエッセイが
まとめられた、とても素敵な一冊です。
 

 
坂道篇/闘病篇/尾道篇/書店事件簿篇
という4つの章から成るエッセイは、多彩な視点から描かれています。

闘病篇には手術を経てリハビリを終え、復職したと思う間もなく再発、
という壮絶な闘いが描かれていますが、車椅子の生活について児玉さんは

近視の人が、メガネをかけなければモノが見えないからといって、
そのことを日々憂えたり不幸だなどとは思わないように、
車椅子もまた慣れればそうで、助けが要ることと要らないことを
周囲の人とやりとりを重ねていけば良いのだと語ります。

その言葉どおり、このエッセイは、売れる店舗づくりのノウハウや
マーケティング分析など、ビジネス目線での書店事業の面白さがまずあり、
もちろん読書人としての本への愛があり、さらに尾道の街の尽きない魅力があり、
そこに住み暮らす人びととの温かいつながりがあり、と盛りだくさんの内容で
読み終える頃には深い満足感が得られるものとなっています。

・・・

私は数年前にネットを介して知り合った友人が尾道にいて、
数年前に初めて彼の地を訪れたとき、卒論のテーマでもあった
志賀直哉の旧居に足を運びました。

坂道の多い街は、高台のどこからも海が見え、
空気も風もきれいで、文学や映画の舞台となる理由が
おのずとわかった気がしました。

何とはなしにご縁を感じる街の、また違う季節の色を
見に行きたいと思い始めているのです。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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