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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『隠し絵の囚人』
隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)
(2013/03/15)
ロバート・ゴダード

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『千尋の闇』から読み始めたゴダードは、
ずっと好きに変わりはないのですが、
しかしここ数年は、初めの頃の興奮が薄まった気がしてた。
まぁ慣れるってそういうことなのかも、と。

しかし

そうではなかったのです。
これは久々の大当たり!のゴダードです。

あの、知的で勇敢な主人公が遠い昔に潜む謎に彷徨い、
時に身を危険に晒しながら、真実を探り当て、
現代の幸福にたどり着くという、あの、あの、
ゴダードの真骨頂再びって感じの長編です。

今作は1976年を現在の、1940年を過去の舞台とし、
地質学者のスティーブンが好条件の昇進話を蹴って
アメリカからイギリスに戻るところから始まります。

ところが実家に戻ってみると、とっくに死んだはずの伯父が
そこにいて、実は三十年余りも投獄されてたという衝撃の事実を知る。

終身刑を解かれ、無一文で亡き弟の家に身を寄せる伯父は
どう見ても怪しい。怪し過ぎる。
しかしよくよく話を聞くと、伯父は国家の機密に関わることで
冤罪を負ったのだというのです。

そう、物語は伯父と甥の二世代の時代を並行して
進むのですが、いやいやコレが、第二次世界大戦を
挟んでいくつもの国をまたがり、名画詐欺やら
IRAやら、もういろんな要素が盛り込まれます。

種々雑多な人々が織りなす歴史的なドラマは
息をもつかせぬ展開を見せてゆきます。

もちろん老若男女、いずれの登場人物も実に魅力的。
お約束のロマンスも期待たがわず用意され、エピローグに
描かれた伯父と甥の姿に、もうみっちりと満足して
ページを閉じることができるのです。

ゴダードはちょっと飽きた、と思ってる方にも
ぜひオススメの一冊です!
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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