♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
(2013/04/12)
村上 春樹

商品詳細を見る


やっと入手して、ついに読みました。
ネタバレを避け、どんな書評も見ずにいたけど
けっこー酷評されてる雰囲気なんで、まそんなもんかと
読み始めたのですけれども、

あらあら、面白いではないの。
ずんずんずんずんページがめくれてしまうではないの。

と、
 
気づいたところで、残りのページは半分以下に。

図書館ではまだ500人以上待ちの本だけど、あちこちで多くの人が語っているので、
ネタバレにならない程度に物語を紹介しておくと、

東京在住で電鉄会社に勤務し、駅舎の設計に携わる多崎作(=つくる・36歳)は、
名古屋で過ごした高校時代、♂3♀2のグループに属して行動していた。

ところが大学2年のある夏、実家に帰省したつくるは、突然他の4人から絶縁される。
理由は全くわからず、つくるはただ拒否されたという事実と向き合い、苦しみ、
死までをも考えながら、どうにかそれを乗り越えて今日まで生きてきた。

その経験によって、つくるは深い自省と哲学的な思考を身に付けたものの、
心を開いて人と交わることのないまま、静かに生きている。

ひとにはそれぞれ「色」というものがあるのだけれど、つくるにはそれがない。
輝きが、そのひとならではの個性というものがない。
高校時代の友人の苗字には、みんな色がついていた。多崎は色のない名前。
それが象徴であるように、多崎つくるは色彩をもたない。なるへそ。

とはいっても、つくるクンはイケメンのぼんぼんなので、
女に不自由しているワケはなく、最近知り合ったキャリアウーマンとは
すぐに深い仲となり、彼女は過去と向き合うべき時期だとつくるを刺激するのです。

さてそこからが、つくるが謎のまま残してきた過去の扉を開く物語の始まり。

ねえ、面白そうでしょう。
面白いんですよ。だから、ずんずんいっちゃたんです。

しかしページが進むほどに残りは少なくなっていくワケで。
ううむ、この後、どんなミラクルな展開が待ち受けているのかと
期待と悪い予感がせめぎ合ううちに、しだいに後者が競り勝ち、

じぇじぇじぇじぇ。まさかの、コレで終わり?

いや~・・・60代後半という御年にて、この無垢な人生観、青春観、
ちょっと現実離れっていうかスノビズムはふんぷんとするけど、そこはハルキさまだし、
『ノルウェイの森』も彷彿させてまったくおっけーなワタクシなのですが、

なにこの消化不良。
書き下ろしに枚数制限などないハルキさまだと思うのに、
あちこちが尻切れトンボなままの、最終章での安易なおまとめ感。

うむむむむ。

『ノルウェイの森』のが、はるかに上でね?

王様の耳はロバの耳~。
 


スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/610-70f2a0dc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)