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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
江戸時代の数学女子のお話「算法少女」
算法少女

「天地明察」がおもしろかったという話を知り合いとしていたとき、
数年前に読んだ「算法少女」を思い出したよ、と言われて、急いで読んでみました。

江戸時代の算法が得意な町娘の話です。

父親から上方算法の手ほどきを受けていた少女あきは
ある日、観音様に奉納された算額に誤りをみつけます。
それをきっかけに算法好きの殿様からお城に上がらないかという
ありがたいお話が持ち上がります。

江戸時代、数学は華道や茶道に近い「教養」の一つであり、
お師匠さんによって流派もいろいろあったそうです。
あきの学んだ上方算法は商売の算法の側面を持ち、
関流算法の学者にとっては一段低く見ている存在。

そんな上方算法の町娘がお城に上がるなんて
彼らにしたらおもしろくありません。

しかし、町の少年少女に算法を教えることに
お城や流派争いより魅力と意義を感じるあきは…。

今や義務教育の必須科目である算数、数学。
私もあまり得意な方ではありませんでしたが、
「数学的思考法」ともいうべきものは
実人生の中でときどきとても役に立っていると感じます。

たとえば、
「AならばB」という命題が正しいとき、
その対偶「BでないならばAでない」は必ず正しい、と習いました。
人生でこれは正しいのかな?と迷ったとき、この法則を思い出します。

「守りが堅いならば勝つ」は正しい?
対偶は「勝てないなら守りは堅くない」です。
ありゃ、よけいわからなくなった…。
ま、人生は数学より複雑ってことがわかるわけです、ね。

日本の数学の黎明期を支えた、名もなき人々のお話を読みながら、
人生について考えてみた、W杯予選リーグ戦終了の朝でした。



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(2006/08)
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