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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『生存者ゼロ』
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)
(2013/01/10)
安生 正

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第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。

ある日突然、北海道の石油掘削基地で起きた
劇症性の感染症?による集団死亡事故が
原因不明のまま次第に範囲を広げ、次々と町が襲われて
何万人もの命が一夜に奪われてしまうという
致死率100%のパニック小説です。
 
 
規模的にはちょっと『ジェノサイド』を思い出させるところもあり、
好きな人は好きなんじゃないかなあ、なお話ではあります。

キモはやっぱりその発想力にあって、
パンデミックかと思われた恐怖の実態は

なななんと・・・!!

というところに集約されます。

Amazonの評価もけっこう高いし、なんたって1200万円の賞金ですし、
面白くないわけがないはずなんですが、
もともとこのテの小説、あまり得意でもないせいもあり←読むなよ。
いまひとつ、ワタクシはのめりこめませんでした。

なんでかっつーと、まず文体が、なんつーか、チープ。
「ヒスを起こした性悪女をなだめるように」とか、いろんな比喩がどれも、
昭和の時代でも古いよな、てな作家のセンスが。

登場人物のキャラ設定も、なんつーか、チープ。
特にヒロインの外見もキャラもセリフも
昭和の時代でも古いよな、てな作家のセンスが。

全体にはびこる、この安っちい感じをなんと表現したら良いのかと
悩んでいたら、巻末の審査員評にありましたわ。

大森望さんの
「すべてにB級テイストが濃厚だが、
B級っぷりもここまで徹底すれば立派」

とのコメントに「それそれ!」と大きくうなずいたのでした。
ねらってB級にしたワケではないだろうと思うんだけど。

医学や工学の専門知識は、しっかりとしたベースをお持ちのようですが
あまりにもアンバランスで時代錯誤なキャラ・文体から
技術系インテリの50代半ば以降の男性作家と踏んだのですが、
果たしてWikiで見たら、1958年生・京都大学大学院工学研究科卒業
とのことなので、なるへそと思いました。

映画にすれば、けっこういいのかもなあ。
「日本沈没」的パニックもので。
政府の対応のヌルさは、震災当時の民主政権を
彷彿させるところもあったりしますが。

自衛隊員と狂気の研究者のキャストは思いつかないけど
昆虫学者のヒロインは杏ちゃんあたりかなあ。

んーでもやっぱり、もちょっと質のいい文章が読みたいな。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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