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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『ルック・バック・イン・アンガー』
ルック・バック・イン・アンガールック・バック・イン・アンガー
(2012/11/30)
樋口毅宏

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電車の中では読めない本ですね。

・・・読んじゃったけどねー。
 

 
私が樋口毅宏さんを読むのは、
『さらば雑司ヶ谷』『日本のセックス』に次いで3作めですが、
『テロル・・』とか『民宿雪国』とか読んでないので、偏ってるかも?

今作もまた『日本のセックス』(jefy氏の書評は→こちら)と同じく、
自分の妻や恋人を、見知らぬ他の男たちに犯させるという
異常性癖を持つコアな読者を対象にした素人投稿雑誌の、
ネット社会到来以前に実在した出版社が舞台でして。
いろんな意味で破滅的な性向を持つ4人の編集部員の物語です。

あとがきを読むと、タイトルも含め、いろんな文学作品や映画への
オマージュというか、それらにインスパイアされたというか
パクったというか、な、実験小説的な意図がおありのようですが。

うーーーーーーーーん。

登場人物の誰もが生い立ちの歪みを持ち、異常性格者であったり、
妄想・幻聴にとらわれる精神疾患を持っていたりと、
社会に不適合な人びとが集まる零細エロ出版社で、
変態プレイや擬似レイプ、暴力行為で昇華される異常性欲。

エログロバイオレンスに満ち満ちた内容描写や人物造形は
エキセントリックではあるけど、まあそれも既出のものだし、
ありきたりに見えるのは、むしろ作家のねらいどおりなんでしょうか。

そういうものにおぞましさを覚えて共鳴できないとしても、
何か読み終えたあとにずしりとくるものがあれば、私はおっけ、なんですが、
・・・それが感じられなかったなあ、『日本のセックス』よりも。

生きることの葛藤を血と体液で洗い流し、
自己を破滅に導くしか進む道のない彼らの独白に、
どこにも深みを感じることができなくて、
私には理解しがたい小説となりました。

オマージュの対象には、石原慎太郎の著作や
つかこうへいなどなどのほか、白石一文などの名も多数挙げられてますが、
 
いやあ・・・

違うでしょ。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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