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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
本格派の傑作か? バカミスか? 「屍の命題」
屍の命題

最近の本格派ってついてけませんわ~と、遠ざかってるカテゴリーですが、
久しぶりに読んでみました、鮎川哲也賞受賞作家である門前典之の話題作。

吹雪に閉ざされた湖畔の山荘という密室、集められた6人が一人、また一人と殺されていきます。
やがて最後の一人も手記を残して死体になって…。
誰が、どうやって、なぜ? 疑問が渦巻く不可能殺人の真相は?!

堂々本格ミステリーではありませんか。


プロローグに登場する巨大かぶと虫の亡霊。
玄関横に巨大ギロチンが飾られた山荘の持ち主は、
マッドサイエンティストと呼ばれた昆虫と拷問道具の蒐集家。
被害者の死因は溺死、殴打死、薬殺…と6人6様と、
ゴシックミステリーの舞台装置は完璧です。

そして最後に明かされる真相は…想像を絶する「異形の論理」!
「バカミスの怪作」とマニアの間で話題になったという噂もあるようですが。

本格派傑作とバカミスって紙一重のところがあると思います。
可能と不可能の境界線、傑作とバカミスの分水嶺を、
論理で突っ走る作者(あああ、そっち行くと落っこちる~)。
頭の中で組み立てたロジックを追求するあまり、
周りからはおばかに見えちゃうけど本人至って大まじめな修行僧の趣きがある
作者をはらはら見守るのも一興かと。

崖のシーンがたっぷりあるので、船越英一郎主演2時間ドラマにおすすめです。


屍(し)の命題 (ミステリー・リーグ)屍(し)の命題 (ミステリー・リーグ)
(2010/02/19)
門前典之

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