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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『俳句いきなり入門』
俳句いきなり入門 (NHK出版新書 383)俳句いきなり入門 (NHK出版新書 383)
(2012/07/06)
千野 帽子

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きっかけは昨年の「おもしろ本棚」読書会合宿(リンク)だった。

そこで人生初の「句会」なるものに出席し、
ど素人ながら、キャッチコピーのようにヒネり出す
575の最短文学?の面白さに気づいちゃったんです。
 
もちろん、
 

 
俳句はキャッチコピーではないけどね。
そのとき私が作ったのは、こんな句だった。

   恋の泡はじけて苦し缶ビール
   丘走る 苦も楽も飛べ風涼し


ド素人が大半の会員が作った俳句は 名人から見れば
箸にも棒にもかからぬ作品なんだろうけれど、
それぞれ個性が出ていて、とっても面白かった。

高尚で おいそれとは近づけぬイメージだった俳句が
ゆるゆると親しめるものだということを知ったのでした。

その後もツイッターの中で たまに自作の句をツブやいたりしてるうちに
ふと思い立って、ネットで俳句の投稿先を探したんだけど
お題が「蝗(イナゴ)」とかあって、イナゴに何の愛も関心も抱かぬ
ワタクシのやる気はしゅるしゅると失せてしまったのでした。

しかしライトノベルがあるように、ライト俳句はないものか。
ユルいなりに 俳句のことを学んでみたいと思ってた私に

このご本はジャストミートしたのです。

「東京マッハ」という公開句会を催す千野さんは、やはり
ド素人スタンスから俳句を始め、独自路線でのめり込まれた方です。

俳句は「一発芸」であり「句会のために作るもの」
そして「句会は飲み会のために行うもの」
うーん、共感できるスタンスだ。ビギナーにフレンドリーだ。

そもそも句が作れなくても、まずは有名な俳人の作品を並べて
選句する句会をやればいいという。
句は作ることも大事だけど、読むことはもっと大事。

でもって、句には人それぞれの感じ方があっていいという。
作者の理解を超えた深読みであろうとも。
これは目ウロコだった。

たとえばフィギュアスケートの解説者がジャンプを見て
「今のはトリプル半ですね」って、即座に回転数を言い当てるように、
ド素人にはなんのこっちゃサッパリ、な俳句も
わかる人には瞬時で意味がわかるのかと思ってたけど、そうじゃないのだ。

そんなふうに、どんどん俳句のハードルを下げてくれる千野さんは、
しかしやっぱり「俳句はセンス」と言い切るのだけど、
作句のノウハウ、技術的な留意点、基本的な考え方などなど
後半はかなり突っ込んだ内容になっていて、実践的な視点が得られるのです。

てことで読み終えた今、ワタクシが昨年作った俳句の何がいけないか、
一目瞭然となったのだけれど、やっぱりこのままでは悔しいわ。

千野さんイチおしの『新20週俳句入門』(藤田 湘子)を読んで、
ゆるい立ち位置で、よりセンスのいい俳句をつくりたいと思うのです。

そしてライトな句会、ライトな結社を ゆくゆくは作ってみたい
つーか、もしすでにあるのなら、どっか覗いてみたいな。

まずは、次回の「東京マッハ」に行ってみたい。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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