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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『これが好き!ニッポンの歌』
これが好き!ニッポンの歌(CDジャーナルムック)これが好き!ニッポンの歌(CDジャーナルムック)
(2012/05/14)
音楽出版社

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僕は、いわゆる「ベスト本」「カタログ本」「ランキング本」「大図鑑」といったジャンルの本が大好きです。
本棚をながめてみますと、水木しげる先生の妖怪大図鑑や、ハヤカワ文庫が網羅的に出したミステリや
SFのベスト・ランキングもの、音楽関係の名盤案内、そして通販生活のグッズ本までが並んでいます。

このたび、そうしたラインナップに新しい一冊が加わりました。
それが、今回、ご紹介する『これが好き! ニッポンの歌』でございます。
 

 
僕の所有するベスト本の大半を占めているのが、名盤・名演奏、
あるいは演奏家別の音楽関係のムックや書籍・雑誌です。
それらは、ロック100であり、フォーク・ニューミュージック100であり、クラシック名盤CD100であるなど、
およそ古今東西のあらゆるジャンルの音楽をカバーしているように思えます。

ところがどっこい、大事なジャンルをすっかり忘れていたではありませんか。
それをカバーしてくれたのが、今回のベスト本であります。

「ニッポンの歌」と銘打った本書には、まさしくずばり、歌謡曲(演歌からポップスまで)はもちろん、
童謡・小学唱歌から民謡・浪花節・軍歌など、およそあらゆるジャンルを横断した「日本の歌」が
掲載されています。選曲に際しては、音楽業界とその周辺で活躍している40~50歳代の100人に
アンケートを行い、好きな歌を10~30曲選んでもらった結果を集計し、
第一部では「歌BEST100」「歌手・ミュージシャンBEST100」「作詞家BEST100」
「作曲家BEST100」「編曲家BEST100」のジャンル別にまとめ、
後半の大半を割いて回答者100人の選曲リスト・エッセイとしています。

歌謡曲というと、クラシックに比べると高尚ではなく、ロックなど洋楽に比べると俗っぽく、
あまり大きな声で、「僕の好きな歌は歌謡曲なんだ」とは言えない雰囲気ってありましたよね。
ましてや、軽音楽やフォークソングを歌っているような女の子に、
「どんな歌、聴くの?」なんて尋ねられたとき、「うん、歌謡曲。「紅白歌のベスト・テン」とか
「夜のヒット・スタジオ」、あ、それに「ヤンヤン」もよく見てるんだ」などと
胸を張って言えない自分が悲しかった思い出がございます。
しかし、アンケートの結果、本書でリスト化されたのべ2370曲の堂々たるラインナップを見ますと、
日本人にとって歌=歌謡曲っていう捉え方はやっぱりあるものだなぁ、と嬉しくなってしまいました。

アンケートの中で、僕が、これっていいなぁ、と感心したのが、自分の葬儀会場で流してほしい歌70曲を選び、
パソコンに残しているというコメントでした。70曲という選曲数は、1曲平均4分として全部流して280分。
通夜2時間に告別式2時間でつごう240分。重複があってもちょうど良い時間になるはずだ、とのことでした。

僕自身、自分の結婚披露宴に際しては、BGMとなる曲を映画音楽の中からチョイスしてテープに編集して
会場で流してもらいました(ちなみに、お色直し後は「スターウォーズのテーマ」で威風堂々の再入場、
キャンドルに火を点して回りましたし、両親への花束贈呈の際は山口百恵「秋桜」で涙を誘いました)。

自分は絶対に聴くことのできない、自分の葬儀会場で流す曲の選定作業って、
参列者への最後のメッセージ――自分はこんな音楽とともに生きてきたんだよ、
自分はこんな曲に影響を受けてきたんだよ、という一世一代の自己主張なのかもしれませんね。

さて、ここからは若干ネタばれになってしまいますのでご注意を。

先に書きましたように、本書の目玉は100人のアンケート結果に基づくジャンル別ベスト100。
栄えある歌のベスト1って、何だと思います。
2370曲に票がバラけたため、何と1位と2位の差はわずか1票(それも1位11票、2位10票!)の僅差。
3・11を経験した後でもあり、坂本九のあの曲が第1位だろうと、誰もが思っているでしょうが、
ところがギッチョン。あの曲は、1票差の2位。それでは第1位は………?

それは、どうぞ皆さんが本書を読んでお確かめください(ちなみに、歌手はサザンオールスターズ、
作詞家は阿久悠、作曲家・編曲家は筒美京平が、ベスト1に選ばれています)。
 
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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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