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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
みんな思ってる「誰かが足りない」
誰かが足りない

評判のレストラン「ハライ」に
10月31日午後6時に予約を入れたお客さん、
それぞれのそこに至るまでが綴られた6編の物語です。
2011年度 本屋大賞7位の作品。

認知症が始まりかけた老婦人、
ビデオカメラを回していないと外に出られない青年、
失敗の匂いを嗅ぎ付けてしまう女性など、
ちょっと特別な主人公のお話が3つ。

昔の彼女との思い出から逃げられないコンビニ正社員、
「係長」という尻拭い役に四苦八苦しているOL、
恋愛が始まる予感から一歩踏み出す調理師見習い青年と、
自分の経験にも重ねられそうなお話が3つ。

どの主人公にも、
嫌なこと、つらいことと
いつもいつも向き合っていることないよ、
もっと自分に優しくして、幸せになっていいよ、
と言いたくなりました。

とりあえず「ハライ」でおいしいもの食べなね。

「誰かが足りない」という感じ。
たしかに、いろんな瞬間にふと頭をよぎります。
淋しさや、郷愁や、痛みと共に。
もう取り戻すことができない存在に対して
そう感じるからです。

物語の最後に宮下さんは書いています。
「誰かが足りない。
そう思えるのはもしかしたらしあわせなことではないだろうか」。

この部分、宮下さんの文章は未来に向かっていますが、
おばちゃんはどうしても過去を向いてしまいます。

足りないと思える誰かが自分の人生にいたことは
素晴らしいことだと。

きっと、誰もが、これからもずっと、
誰かが足りない、
と思い続けるんだろうな、と。


誰かが足りない誰かが足りない
(2011/10/19)
宮下 奈都

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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