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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『秘密』
秘密〔ハヤカワ・ミステリ1833〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)秘密〔ハヤカワ・ミステリ1833〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2010/02/05)
P・D・ジェイムズ

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私は食い意地が張っている。

昔読んだ小説には、そこに出てくる食べ物の
印象が強くまとわりついている。
特になじみのない外国の食べ物は、想像力を掻き立てられる。

たとえば、
 

スタインベックの「赤い小馬」は、パンケーキに挟んだフライドエッグ。
イプセンの「人形の家」は、マカロン。
「不思議の国のアリス」なら、バタつきパン。
「モンテ・クリスト伯」は、脱獄直後に、ぷはーっと飲んだビールとチーズ。

今思えば なんてことないけど、子どもだった当時は
フライドエッグが目玉焼きなんて知らなかったし、
ビールの美味しさも空しく想像するしかなかった。

・・・なんでこんな話をするかというと、
今回読んだ『秘密』には ソーダパン なるものが出てきたからである。

無論、小説の本筋とは関係ない。
今回の殺人事件は、ロンドンから遠く離れた、
人気の美容整形外科医が所有する荘園内で起こる。
彼はロンドン市内の病院とは別に、リゾートホテルのような荘園の一角に
秘密主義の富裕な患者に向けた医療施設を設けて高額な美容整形を行っている。

被害者は患者の一人、ローダ。ゴシップ系のジャーナリストとして
名を馳せた彼女は、10代のころから30年あまり顔に残してきた古傷を
切除しにやってきたが、難易度の高い手術が成功した直後に殺される。

荘園に関わる人々は、一見彼女と誰も関わりなく見える。
ところが、ダルグリッシュ率いるスコットランドヤードのチームが
送り込まれて調べるうちに、次々と隠されていた秘密が明らかに・・

という、例によって全く手抜きのない、PDジェイムズならではのミステリです。
最後まで犯人の心理に謎を残しつつ、ダルグリッシュの再婚という
シリーズの区切りをつけつつ、88歳でのご執筆。
緻密な筆の運びに脱帽です。

・・それで、件のソーダパンは、屋敷内で殺人事件が起きて
食欲を失くした皆さんのために、雇われシェフが用意する食べ物。

ソーダって何? しゅわしゅわのパン?

気になったので調べたら、ソーダ=炭酸=重曹を使って
発酵せずに焼いた、とってもお手軽な全粒粉入りパンのことでした。

ソーダブレッドと一般的には言うらしく、クックパッドにも
レシピがわんさか。イースト菌要らずで型も不要とくれば
作ってみたくて、さっそくチャレンジ♪

粉と塩と重曹とお酢少々をベースに、入れたいものを入れて、
手でこねて、ボタっと天板に載せてオーブンで焼くだけの超簡単パン。
焼き立てにクリームチーズとブルーベリージャムをのっけると、
おお、ふかふかと素朴で美味しいわ。

ちなみにこれはアイルランドの食べ物らしい。

いろんなレシピがあるようなので、あれこれ中身を変えて
また作ろうと思います。

あ、PDジェイムズは、このあとにも作品を書いてるとのこと。
楽しみ楽しみ。

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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