♪おすすめ Blog

カテゴリ

最新コメント

Link

ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おもしろ本棚

Author:おもしろ本棚
読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR

おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『楽園のカンヴァス』
楽園のカンヴァス楽園のカンヴァス
(2012/01/20)
原田 マハ

商品詳細を見る


「おもしろ本棚」会員T氏のオススメにハズレなし、
の定説どおり、たいへん面白い小説でした!

はじめは『学園のキャンパス』?とオトボケちゃんな空耳で
まんまな青春ものかと勘違いしましたが、
本書は タイトルどおり、装丁どおり

 
アンリ・ルソーの名画をめぐる
壮大なミステリーなのであります。

主役は二人。

かつて新進気鋭の美術研究者として名を売り、
今は山陰地方の美術館で監視員を務める早川織絵。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーター、ティム・ブラウン。

二人は17年前、幻の存在といわれた絵画コレクターに招かれ
1週間の期限をもって、彼が秘蔵する
アンリ・ルソー?の大作の鑑定を競わされます。

しかし鑑定には条件があり、ただとある物語を読めという。
七章から成るその物語を交互に読み、互いの腹をさぐり合う日々。

名画には巨大な陰謀がつきまとい、
秘密を嗅ぎつけた人々からは 悪の誘惑を受ける。

何が真実なのか。
若き二人は邪念に抗いながら、自分なりの答えを探していく。

・・・

実際にフリーのキュレーターとして経験を積んだ作家が
描く絵画と美術史の世界は 大変興味深く、

アンリ・ルソーという、今もなお斬新な印象を受ける
色彩と構図を持つ画家が、生前は認められず
貧困の中に没したことも 初めて知るものでした。

真作か贋作かという緊張感を軸に
絵画の美と裏の世界を取り上げ、
画家が生きた時代の愛の物語と
今を生きる二人の物語を絡み合わせた

楽しみの多い1冊です。
みんながそれぞれに「真実」を貫く真っ直ぐさもいい。

やっぱりT氏のオススメにハズレはないわ。

・・そうそう、マハさんは原田宗典さんの妹さんとのことです。

●参考資料
アンリ・ルソー 楽園の謎 (平凡社ライブラリー)アンリ・ルソー 楽園の謎 (平凡社ライブラリー)
(2006/10/11)
岡谷 公二

商品詳細を見る


おもしろ本棚の公式ツイッターができました。
 公式ブログと<より道>ブログの更新をお知らせします♫

  
スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント

おもしろかった。
陰謀が渦巻いていそうな設定なのに、結局、誰も犯罪には手を染めてない?
不思議なミステリーだわ。

物語の本筋である謎解きの部分より、
ルソーを取り巻く20世紀初頭のパリの芸術家たちのお話の方が興味深くて
たしかに「アンリ・ルソー楽園の謎」が読みたくなりました。
[2012/04/17 07:45] URL | jefy #a7oJ0Vfo [ 編集 ]


T氏オススメ、そしてままりんさんとjefyさんまでも「面白かった」とは!
これも読まなければー☆

読んだ本がかぶった場合、コメント欄に書けば良いのですね!
今気付きました。。。ままりんさん、メール送ってしまいました。。。
[2012/04/22 17:54] URL | りんりん #rn/GfizE [ 編集 ]


最近読み終わりました。面白かったです!片方の主人公の正体がばれないかとドキドキ、絵に隠されたミステリーにもドキドキ、二人の気持ちの変化や今後にもドキドキと複数のドキドキに囲まれて読み終わりました。作者の芸術への深い理解と愛情を感じた作品でした。
[2012/09/12 12:08] URL | ベス #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://marmadays.blog2.fc2.com/tb.php/346-63ee8e32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)