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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
本屋大賞候補本命?「舟を編む」
舟を編む

2月末で投票が締め切られた「2012年 本屋大賞」。
ノミネートされた10作品の中で、
かなりいい線いくんじゃないですか、
三浦しをん「舟を編む」。

ある出版社の辞書編集部で、10年以上の時間をかけ
2千ページを超える新しい辞書「大渡海」をつくり上げていく物語です。
20代女性ターゲットの月刊誌「CLASSY」の連載をまとめ、
アニメっぽい帯をつけたかわいい本になりました。

(ほぼ)主人公なのが、辞書作りに没頭する変人若手編集者。
定年を迎えるベテラン編集者、他部署に異動するチャラ男編集者、
途中で加わる若手女性編集者など多彩なキャラクターに囲まれながら
言葉の海に漕ぎ出す舟を編んでいきます。

「ほぼ」と言ったのは、ほんとの主人公は彼より、
「言葉」であり「辞書」なのだろうと思ったからです。

言葉の持つ意味、果たす役割、そして辞書に求められるものなど、
とても新鮮な視点で描かれており、
「読書メーター」やAmazonレビューでたくさんの★が
並んでいるのもうなずける力作です。

でもでもね。
なにかがしっくり来ないのです。う~ん。

「登場人物のキャラがたっている」は多くの場合
小説の褒め言葉ですが、
この小説では「不必要にたっている」と思えてしまいました。

読者へのサービスなのだろうし、
読ませるために必要な要素なのかもしれません。

登場人物を変人とベテランと学者先生に絞り込んで
恋愛やらなんやらを排除して、
辞書づくりにつっこんだ小説が読みたかったなと思うのは
私が「CLASSY」年代を遥かに行き過ぎてしまったせいでしょうか。

舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント
なるほどなるほど
よくできたエンタメで、面白く読みましたが、
さらだ氏のおっしゃることも、わかる。

『天地明察』と根本的に違うのは、人間ドラマに主眼があって
「辞書づくり」が舞台背景になっちゃってる感があるってとこですね。
私もそう思う。元々そういう作品なんだろうけど、女性誌連載だし。

その前提で、なぜか一番きちんと書けてるのが、仕事人生に鬱屈を感じつつ、
女漁りをやめて一番居心地のいいブス嫁に落ち着くチャラ男の西岡で、
メインのまじめさんは表面的にキャラをなぞってるだけな気がするのが
ちょと疑問ですねー。まじめの美人板前妻もねー。
(まあチャラ男も結婚ごときで年貢を納めるとは到底思えないですが。)

まじめさんのキャラは、森見登美彦さんに書き込んでほしい気がします。
[2012/03/11 00:50] URL | ままりん #- [ 編集 ]


一応はまじめくんを主人公にしているようだが、
個性的な登場人物は誰もがいい味を出していて愛おしい。

お気に入りは、チャラ男西岡かな。
ガールフレンドに心情を吐露する場面にはグッときた。
辞書編集の実作業、製紙メーカーとの共同作業、
お荷物部署の悲哀と売れれば持ち上げる会社の態度など、
リアリティ十分。カバーをはがして現われる表紙の表裏に描かれたイラストもいいね。

映画のエンドロールで本編の印象的な場面が挿入されることがあるけれど、
これはその書籍版。装丁も、書名以外は作中『大渡海』と同じ。
こうした遊びも楽しい。(読書メーターより転載)
[2012/04/10 20:49] URL | 天馬トビオ #- [ 編集 ]


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