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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
「日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ」
李忠成と鄭大世

タイトル長過ぎ。
「日本代表」「北朝鮮代表」とわざわざ冠つけなくても
サッカー好きならチュンソンもテセも知ってるんじゃない?

サッカーは知らないけど、朝鮮半島問題に興味があるんです、
っていう人に手に取ってもらうためのマーケティングなのでしょうか?

内容はタイトルの通り、日本で生まれて日本で育った二人が
違う国を選択して、それぞれの代表として戦うことになるまでの
3年間以上を追跡して書き上げたノンフィクションで、
元はテレビ番組があり、そのディレクター2人の共著です。


二人ともまだ成長途上のサッカー選手。
もっともっと高い所へ行ける才能があり、
努力することもできる、楽しみな若者です。

韓国代表候補の合宿に呼ばれたこともある李忠成は、
日本に帰化し、「り」という名字のままで日本代表を目指します。
一方、川崎フロンターレでごりごりFWとして名をあげた鄭大世は
母親の願いを背負って北朝鮮国籍を取得、代表としてW杯予選に臨みます。

「国を選ぶ」ということの重さ、周囲からの圧力、
それを飲み込んで、はねのけて戦う二人はかっこいいです。

でも、アスリートがオリンピックに出やすい国、
力を伸ばしやすい環境のある国に帰化しちゃうみたいな
ことってけっこうあるじゃないですか。
猫ひろしだったり、
ちょっと違うけどアイスダンスの川口悠子さんだったり。

それぞれ、葛藤はあるのかもしれないけれど、
最終的に「国」より「自分」でいいと思ってます、私。
スポーツ界でボーダーレス化するの大歓迎。
オリンピックもワールドカップも好きだけど、
国vs国の競争である必要ないんじゃね?
と思いながら見ています。

だから、チュンソンもテセも、
韓国より日本の方が代表になれそうだしー、とか
北朝鮮なら代表レギュラーとれるべ、という気持ちが
あってもぜんぜんいいのにな、と思いました。
でも、この本ではそういうことはふれていません。

あくまで、2つの国、3つの国の間で苦しみながらも
成長して行く二人というのがテーマです。

在日の方たちにとっての北朝鮮、韓国、日本という国は
「都市と都市」のベジェルとウル・コーマと
オルツィニーみたいだわ、と思いました。
「都市と都市」を読んでいない方にはぜんぜんわけわからん
感想ですみません。

日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ
(2011/11/09)
古田清悟、姜成明 他

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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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