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読書会「おもしろ本棚」のメンバーが、思い思いに「本」「映画」「モノ」「コト」を素顔で語ります☆

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おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇>
「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
『高慢と偏見』
高慢と偏見(上) (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見(上) (光文社古典新訳文庫)
(2011/11/10)
ジェイン オースティン

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オースティンのロングセラー。
新刊文庫が出たので、一度読んでおこうと。

ワタクシの好きな、19世紀の英国における、
アッパーミドル階級のカントリーハウスでお育ちになった
5人姉妹のお嬢様方をめぐる

近世ハーレクイン・ロマンス、ですかね?

 
 
英国の階級制は、厳密に分けるのは難しいらしいけど、
アッパーミドルとは、基本的に所有地からの上がりで暮らしていける
「働かなくても食べていける方々」
のことらしい。

美しい長女ジェイン、ジェインには及ばないものの
やはり美貌で、かつ才気に恵まれた次女エリザベス、
勉強好き?の三女メアリ、男好きのパッパラパーの
リディアとキティ、というベネット家の5人姉妹。

なぜだか鉄則の、次女が主人公です。

アッパーミドルの方々は、年がら年中、お客様を招いて
舞踏会やお茶会を開いたり、各地の親戚や知人の屋敷に
長逗留したり、ときにはロンドンに足を伸ばしたりと
物見遊山ざんまいの生活をされております。

とはいえ、女には生家の財産を継ぐ権利がないので、
令嬢たちは誰しも、よりよい条件の相手と結ばれるべく、
10代のころから、あれこれ婚活に精を出しているのです。

オースティン自身も、この階級の出ということで、
ここに描かれるカントリーハウスの暮らしは、
そのピンポイントにおいて、かなりリアルとのことです。
巻末の解説によれば。

優雅な暮らしだなあ。
経済が逼迫する今のイギリスとは大違い。

で、要は、エリザベスとジェインを中心に、
二人がいかに素晴らしい殿方と出会って恋に落ち、
多少の波風を経ながらも、情熱的な求愛を受けて
申し分ない幸福な結婚生活に収まるか、

というサクセスストーリーなのですわ。

実をいうと、ヒロインのエリザベスってのが
ワタクシは、どうにもイケ好かない女に思えるのですが、

お相手のダーシー青年(一見冷たく嫌な印象を与えるのに
実は人品優れた超大金持ち、ていうツンデレイケメン)は激惚れ。
度重なるアタックで、彼女の誤解を解いて見事恋愛を成就させます。

話の運びはわかっているけど、それでも面白い。
だって、女のコだもん♪
ていうか、セリフが主体の小説なんですが、
回りくどい会話の端々に、結構恋愛の鋭い真実が含まれていたりもする。

15歳までのワタクシならばどっぷり浸って、
この夢物語を、いずれ自分の身にも起きるものとして
幸せな妄想に取りつかれていたことでしょう。

そういう未婚女性の「白馬の王子」需要にお応えする小説です。
だから映像化されると、ことさら受けるんでしょう。

ま、酸っぱい経験を積んできた今となっては、、、と思いつつ、

それでも、いつかは白馬の王子さまが・・

って、

この期に及んで、一縷の望みを持ってみたりもするワタクシ。

王子さま、おっそいわー。
どこ行っとんねん。

高慢と偏見(下) (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見(下) (光文社古典新訳文庫)
(2011/11/10)
ジェイン オースティン

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